リオ五輪閉幕、「SEE YOU IN TOKYO」

17日間に渡る熱戦を終え、昨日8月22日(日本時間)に幕を閉じた2016リオ五輪ですが、その閉会式のセレモニーの終盤では、リオの市長からIOC会長を挟んで、東京の小池百合子新都知事へとオリンピック旗が受け渡されました。
いよいよ次は東京五輪ですね!

そしてそこからは東京が自分たちの五輪をアピールし、世界のひとびとに日本や東京を紹介するショーの始まりです。
実は私、リオ五輪が始まる前から、このショーがとっても心配でした。
五輪の閉会式ではもう恒例となっているこの引き継ぎショーですが、北京五輪のときのロンドンのそれ、ロンドン五輪のリオのそれは、ベッカムやペレが登場して、とても華やかでワクワクするショーでした。
冬季でもバンクーバー五輪のときのソチのそれは、スケール感と芸術性に圧倒されましたよね。
そのように、開催国を食ってしまう、忘れさせてしまうようなインパクトを残したショーもあるわけです。
また逆に、ソチ五輪のときの某半島南側国家のそれは、本当にぱっとしない、しょぼくれたショーだったので、観ていて寂しい気持ちになったと同時に、「もし、日本もこうなってしまったら…」と空恐ろしくなったものです。
ですから、今回の私の願いは、ロンドンやソチみたいな凄いものにならなくても、がっかりな感じにならなければそれでいい、という控えめなものでした。
けれでも、結果でいうと、私は日本を大いに見くびっていましたね。

まず、エレクトリックな雅楽調の『君が代』が奏でられると、ロボットに扮した子供たちが乗った数台のセグウェイが大きな日の丸をマラカナンスタジアムに浮かび上がらせ、続いて青森大学男子新体操部を中心とした近未来的なダンス。
アニメの『攻殻機動隊』みたいな世界観で、海外のひとたちがイメージする科学と伝統が融合した未来都市・東京がそこにあったといっていいでしょう。
音楽も演出も冴えていて、初っ端から度肝を抜かれました。
そして、仮想世界と現実を融合させる最新の映像技術を駆使しながら、人文字で作った色んな国の言葉の”ありがとう”が次々に描き出され、東日本大震災へのサポートを感謝しながら一幕が終了。

大雨のなか、お高そうな着物をびしょ濡れにしてこれを眺める小池都知事の姿も綺麗でした。
知事選で代名詞となった”厚化粧”も、海外のひとにとっては日本的に映ったのではないでしょうか。
いやあ本当に新都知事でよかった。

続いては映像によるプロモーションで、色んな種目のアスリートたちが東京の夜景を舞台に躍動したかと思うと、ところどころに『キャプテン翼』や『ハローキティ』、『ドラえもん』といった二次元のキャラクターたちが融合し、終盤は東京の魂が籠った”日の丸ボール”を北島康介から高橋尚子、村田諒太がリレーすると、最後にそれを受け取ったのは安倍晋三内閣総理大臣。
安倍総理はその日の丸ボールをリオの閉会式に届けようとしますが、多忙のため時間がなく、いまからでは飛行機でも間に合いません。
そこでピコーンと閃いた安倍総理は、なんとスーパーマリオに変身し、ドラえもんが四次元ポケットから出した土管を地球の裏側へと通すと、それを伝ってリオへとGO!
プロモーション映像が終わり、現実のスタジアムに目を移すと、いつの間にか実物の土管が置かれていて、そこから例の音楽とともに現れたのはスーパー安倍マリオ!
ちょっと気恥ずかし気に微笑んだ安倍総理が手を振ると、会場は爆笑したような大盛り上がり。
世界のひとびとのハートを鷲掴みにしましたね。
安倍総理の「SEE YOU IN TOKYO」で締めくくられたショーは最高の出来でした。

閉会式後にわかった海外の反応もかなり良好だったようですし、海外メディアも大きく取り上げているので、インパクトを与えたという意味では大成功だったといっていいでしょう。東京五輪はいいスタートを切りました。
ショーの内容でいっても、伝統と科学、アニメやゲームといったサブカルチャーを盛り込んで日本らしさをアピールすると同時に、演出の様式美や”ありがとう”の部分で日本人の精神性を表現していたのも意味のあることでした。
このプレゼンテーションをプロデュースしたのは、歌手の椎名林檎さん、クリエーティブディレクターの佐々木宏さんと菅野薫さん、振り付け師のMIKIKOさんとのことですが、4人はお手柄でしたね。
東京五輪の開会式や閉会式は誰が手掛けるのかわかりませんけど、これに負けないものを作って欲しいものです。

このように私も大いに楽しませてもらったショーのなかで、ひとつだけ不満な点を挙げさせてもらうとすれば、それはやはり日本と東京を代表する人物が安倍総理だったことです。
ロンドンのベッカムも、リオのペレもアスリートでした。本来ならば東京もアスリートであるべきでした。
ただ、そうはいっても世界の誰もが知っている日本人アスリートというのは”存在しない”というのが悲しい現実です。
そこで私は東京五輪に期待したい。
この五輪の前後に世界的な日本人アスリートが出現することを。

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