『こち亀』が終わるなんて

週刊少年ジャンプに連載され、今年2016年で40周年を迎えていた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載が終了するというニュースを今日9月3日の昼間にネットで見て、びっくりしていた私ですが、このニュースがテレビや新聞でも大きく報じられ、なかでもNHKでも取り上げられていたことにはさらなる驚きがありました。
やはり『こち亀』は”国民的”な作品なんですね。

また、この『こち亀』の凄さは、この40年間で”一度も休載がない”ところです。
週刊漫画、それも1話完結のギャグ漫画において、これは奇跡としかいいようがありません。
作者の秋本治先生は本当にひとりの人物なのか、シェイクスピアの複数人説のように、疑いたくもなるというものです。
もちろん、秋本先生はこの世におひとりでしょうけど。
(両さんがアメリカに研修に行くというシリーズのとき、秋本先生もアメリカに取材旅行をされていたという記憶があるのですが、時間の作り方には大いに感心します。)

私も『こち亀』は思い入れが深い漫画ですけど、実のところジャンプはもうずいぶん読んでいないので、最近の『こち亀』は詳しくありません。
ただ、終わってしまうとなると、本当に寂しいです。
飲食店やコインランドリーなんかに置いてあるジャンプをふと手に取ったとき、まず探すのは『こち亀』です。
他の作品はよくわかりませんし、『こち亀』は1話完結なので、すんなりと読めて、懐かしいキャラクターたちが元気にしている姿を見て安心するわけです。
そんな『こち亀』がなくなれば、私はもうジャンプに手を伸ばすこともなくなるでしょう。

それにしても、なぜこのタイミングで連載を終了せねばならないのか。
秋本先生は今日の記者会見で、「読者が変わらない青年誌と違って、読者がどんどん変わる少年誌で作品が40年続くっていうのはありえないんですね」と客観的に語った上で、「両さんはお祭りごととかお祝いが大好きなので、40周年でみんなに祝っていただいているときにスッと消える感じが、作者というより両さんの引き際としていいと思って決めました」という説明をしていました。
ジャンプの編集長によると、秋本先生(63歳)の体調面の問題ではないそうです。

しかし、「ありえないこと」なんですから、45年、50年を目指したっていいように思います。
また、「お祭り」というならば、両さんの地元東京で開催される2020年の五輪を節目にしてもよかったはずです。
私も「変わる読者」のひとりですけど、未練だけは変わりません。
最終回はこの9月17日発売の42号とのことで、どういう締めくくりになるのか、はたして両さんは麗子と結婚するのか、など気になるところもあるので、久々に購入しようかと思いましたけど、やっぱり買うのも、読むのも止めておきます。
読まなければ最終回は永遠にやってこないんです。

私のなかの両さんはまだまだ暴れまくります!
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