二重国籍問題はまだまだ終わらない

民進党の蓮舫代表が”二重国籍問題”を追及されるなか、民進党と繋がりの深い日本労働組合総連合会の神津里季生会長が「他の党にもけっこういると聞いている。そんなに目くじら立てることではないのではないか」とフォローしていたのが9月の16日のことでしたけど、その言葉通り、自民党の小野田紀美参議院議員が10月4日にそれを認めました。おそらく他にもいるんでしょうねえ。
マスコミも”お互いさま”みたいな空気を作ろうとしているのを感じます。

ただ、この小野田議員のケースって、本当に蓮舫代表と同じなんでしょうか?
いまわかっていることでいますと、小野田議員は82年にアメリカ人の父と日本人の母との間にシカゴで生まれ、東京の区議会議員を経て、15年の参院選に出馬する際に日本国籍を選択したものの、アメリカ国籍を放棄し忘れていたというのです。
日本国籍を選択すれば自動的にアメリカ国籍が喪失されると思っていたものの、実際には離脱の手続きを取らねばならなかったというわけです。これは大きなミスといえるでしょう。
それだけではなく、本来ならば日本国籍選択は”22歳”までに行わねばならないのですから、32歳までそれを放置していたことも、問題があるといわざるを得ません。

しかし、その点に関しては、小野田議員にも言い分があるようです。
小野田議員はシカゴ生まれとはいえ、1歳のときに岡山県に引っ越し、その後は母子家庭で育ったというのです。
アメリカ国籍というのは、アメリカで生まれれば取得できるものですから、1歳から日本で暮らしていた小野田議員が意識するのも難しいものがあったのでしょう。
参院選に出馬する際に、「万が一」と思って確認したところ、二重国籍状態だったので、日本国籍を選択したというのです。
小野田議員はその証拠としてFacebookに、平成27年10月1日に国籍選択を宣言したという戸籍謄本を公開しています。

そのようなことから、私はあまり小野田議員を責める気にはなりません。国籍選択というのはちょっとややこしいものですし、小野田議員の経歴を見れば、失念や勘違いがあっても仕方ないと思うんです。
そんななか、彼女が”二重国籍で国会議員になってはならない”という良識を持っていたこと。これをきちんと見てあげる必要があるのではないでしょうか。

そして蓮舫代表です。
彼女は48歳の代表戦で二重国籍を指摘されるまで、何も行動を取ってきませんでした。
36歳で参議院議員になったときも、42歳で閣僚になったときも、彼女は自分の国籍をはっきりとさせなかったのです。
誰も何もいなかければ、いまだって二重国籍で堂々と野党第1党の代表になっていたことでしょう。
しかも、蓮舫代表は小野田議員と違って、いつ自分が日本国籍を取得したかを公表していないんです。
蓮舫代表は問題発覚後に台湾国籍離脱の手続きを取りましたけど、ひょっとすると、48歳の今年が日本国籍を選択した年かもしれないわけです。
蓮舫代表はこれまで「生まれたときから日本人だ」だの「17歳か18歳のときに台湾籍を放棄した」だのと法的に不可能な嘘をついてきましたけど、これはすべて彼女に良識がない証拠です。
小野田議員が過失犯だとすれば、蓮舫代表は確信犯ということができるでしょう。
この”確信”には、「悪いことだとわかっていながら行う」という現代風の意味だけではなく、「ある種の信念に基づいて行う」というもともとの意味も感じられます。ここも”二重”なのはさすがですね。

このような2人をマスコミが同じように扱うことに私は疑問を感じています。
2人の悪質性には大きな開きがあるはずです。
マスコミが本来やらねばならぬのは蓮舫代表への追及です。彼女の嘘を暴くことです。
それがあってはじめて”国会議員の二重国籍禁止”の議論が始まるわけです。
マスコミは二重国籍問題で日本維新の会が蓮舫代表を攻めたてていることも、禁止法案を提出しようとしていることも、大きく報道していません。
これは私の推測ですが、放送法でテレビ局の外国人持ち株比率が20%以下(議決権がない割合)に制限されていることが影響しているのではないでしょうか。
80%が日本人だとしても、それが二重国籍だとしたら、同じ穴のムジナというわけです。

政府も国会も、そしてメディアも、日本と日本国民のためにあるものです。
二重国籍を是とするひとたちは、それが心底嫌なんでしょうよ。
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