10月はとんかつの月

「10月10日は何の日?」と聞かれれば、ある年代以上のひとは「体育の日!」と即答するでしょうけど、これはいわゆるひっかけクイズです。
みなさんご存知のように、2000年にハッピーマンデー制度の適用を受けた体育の日は、”10月の第2月曜日”に変更させられました。
個人的には、1964年の東京五輪を記念して制定された祝日なのですから、開会式が執り行われた10月10日からずらすなどナンセンスとしか思えませんけどね…。
しかも、この体育の日、以前は学校の体育祭や運動会に当てられていたのに、いまでは「受験が近い」ということを理由に敬遠されているというのですから、もはや形骸化も甚だしいといってもいいでしょう。

そんな悲しい10月10日ですが、実はある記念日なんです。
なんでも、10をトンと読んで、それがふたつ重なっているからとか、トンが2つで”トンがツー”とかいう駄洒落で(書くのも恥ずかしい!)、東京都食肉事業協同組合が定める〈とんかつの日〉だそうです。
ただ、これはあくまで東京だけのことなんです。
たとえば、日本記念日協会が認定しているのは10月1日。
”10=トン+1=1位=勝つ”とのことです。この語呂合わせもかなりきつい…。
また、全国食肉業協同組合がそれと定めているのは5月5日。
これは子供の日ですけど、「いつも元気な子供達にはビタミンB群が豊富な豚肉がお奨め」とのことで、とんかつを食べて欲しいみたいです。でも豚肉料理ならなんでもいいんじゃ…。

まあ、5月5日は置いておいて、10月にとんかつというのは、まんざらおかしくないような気がします。
まず、豚肉は秋に脂肪が厚くなり、旨味も増すことから旬といえるでしょうし、我々人間の側も、暑い夏の間にはあまり食べる気がしなかった揚げ物をそろそろ食べたくなってくる時期でもありますよね。
また、とんかつ店のなかにはご飯お代わり無料というサービスをやっているところも多いですから、10月は新米とともに思いっきり頬張るのもいいんじゃないでしょうか。

それにしてもとんかつって本当に素晴らしいですよね。
とんかつの元になった西洋料理のコートレットは薄切り肉にパン粉をつけて、多めの油で焼く料理とのことですけど、それを厚切り肉にして、たっぷりの油で揚げたことで、日本のとんかつが生まれたわけです。
これはおそらく天婦羅の文化があったせいでしょう。
私は豚肉の最も美味しい食べ方はとんかつだと思っています。
質のいい豚肉を厚く切ったのを職人さんがじっくり揚げて、最高のタイミングで引き上げたのを、待ってましたとばかりに塩をぱらりと振って、すぐさま食べるのが最高です。辛しやレモンがあってもいい。
飲み物はやはりビール。これしかない。
…ただ、そんな贅沢ずいぶんしていません。

私がよく行くのはとんかつチェーンの〈かつや〉さん。
ここはコストパフォーマンスが凄い。味だって、街の専門店は負けますけど、普通の定食屋さんのとんかつ定食やかつ丼には勝っていると思います。
というか、かつやさんがあったら、近くの定食屋さんは本当に困るでしょうね。かつをメニューから外した方がいいかもしれません。
そんなかつやさんですが、私の住む長野市内のお店ではこの(2016年)10月8日~10日まで、感謝祭というフェアをやっていて、お店は大賑わいでした。
店内は満席、店先には持ち帰り用の臨時ブースが設置されていて、そこもひとでごった返しているのですから、長野市民はどれだけとんかつ好きなんでしょう。
そういえばお蕎麦と一緒に食べますからね、かつ丼を。

いうまでもなく、この10月はいよいよ新蕎麦が出始めます。
お蕎麦ととんかつで長野市民が肥え太る季節の到来です!
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