オスプレイ不時着、まずは大事にならなかったことを

昨日12月13日(2016年)の深夜、「名護市東の海上にオスプレイが不時着。パイロット5人は無事救助」という不意の一報が流れた事故ですが、14日には浅瀬でバラバラになった機体の映像がテレビに映し出され、日本中に衝撃が走りました。
誰もが、「やはりオスプレイには何か問題があるのか…」と思ったに違いありません。
ただ、米軍からの発表によると、名護市東の海上での空中給油訓練中、空中給油機から伸びる燃料ホースが切れ、それがプロペラに当たって損傷したオスプレイは上手く操作できないようになり、基地に引き返そうとしたものの、機体が持たなかったため、途中の浅瀬に緊急着陸(午後9時半)したとのことだったので、オスプレイ自体の問題ではないようです。
クラッシュした映像は衝撃的でしたけど、パイロットは市街地上空を通る普天間基地を避け、キャンプシュワブに向かったといいますし、それだけ適切な判断が下せたのだったら、そこまで酷い接触事故ではなかったのでしょう。
夜間ということで、難しい訓練だったのかもしれません。

ただ、陸地でなくとも、日本の海に墜ちたのは事実ですから、そこに漁船が通っていたり、養殖などをやっていれば、人的被害の可能性もあったわけで、今後の海上給油訓練は遠慮してもらいたいものです。
もっといえば、オスプレイはプロペラの角度が変わることで姿勢制御と推進の両方を行うという特殊機体なので、その大きなプロペラが空中給油の際の邪魔になることも考えられます。これもある意味、”機体の構造上の問題”といえるかもしれません。
日本政府は米軍から事故原因を積極的に聞き出すだけではなく、オスプレイの空中給油の危険性がどれだけ高いのか、米軍に徹底究明してもらうよう強く働きかけるべきです。
日本は今後、アメリカからオスプレイを購入することが決まっている”顧客”なのですから、あれこれと注文を付ける権利があります。

という具合に、私は今回の事故をそんなに大事に捉えてはいません。
空中給油の訓練を陸上、ましてや市街地上空で行うことはないわけですから、そこでトラブルが起きようと、危険なのは基本的に在日米軍だけです。今回の事故も、普通に普天間基地の周りを飛んでいて不時着したわけではありません。
ですから、沖縄県の副知事から抗議を受けたニコルソン在日米軍沖縄地域調整官は、「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ。事故を政治問題にするのか」などと不満を述べたのでしょう。沖縄県側からパイロットを気遣う言葉のひとつもなかったようですしね。

よくいわれることですが、”落ちない飛行機はありません”。
世界を見渡せば、オスプレイだけではなく、色んな軍用機が事故を起こしていますし、それは自衛隊でも同じことです。
大事なのは事故原因の究明と再発防止策の構築です。
日本の一部の政党やマスコミ、そして沖縄県はもう少し冷静になるべきです。
世間を動揺させるのはあなたがたの態度です。頭に血が上り過ぎですぜ。

我々はアメリカ軍と協力して、日本と東アジアを守っていることを忘れてはなりません。
こちらが喧嘩腰だったら、相手は情報も出してくれないでしょうし、再発防止策を一緒に練ることも出来ないんです。
まずは米軍のパイロット5人が無事だったことを素直に喜びましょう。
米軍相手には”柔よく剛を制す”の気構えです。
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