メジャーのスターの期待と不安

「マニー・ラミレスが四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスに入団」(2017年1月17日)。

昨年から入団交渉が進められていたという報道はありましたけど、いざ”入団”となってみると、これが本当に現実のものなのか、ワクワクを通り越して狼狽えている野球ファンも多いのではないでしょうか。私もそのひとりです。
マニー・ラミレスといえば、メジャー通算555本塁打を誇る正真正銘のスター選手で、これまで日本球界にやってきたメジャーリーガーのなかでも、ピカイチの存在だといっていいでしょう。
ボストン・レッドソックス時代は松坂大輔ともチームメイトだったことから、日本での知名度もある程度のものがあると思います。

ただ、このラミレス、44歳(72年5月生まれ)という年齢もそうですし、11年にメジャーを引退してからは、13年と14年は台湾のリーグとマイナーでプレイしただけで、ここ2シーズンは完全にグラウンドから離れちゃっているんです。
それがなぜまた現役復帰、それも縁もゆかりもない日本の独立リーグを選んだのかというのはちょっとよくわかりませんが、高知の球団社長(日刊スポーツの記事)によると、「NPB(日本プロ野球機構)やトップリーグを目指すため」の足掛かりとして、ラミレスから高知に”売り込み”があったというのですから、そのやる気は本物なのでしょう。
ラミレスがここで復調し、NPBに移籍することになれば、独立リーグにもまた違った可能性が広がるかもしれません。
また、ラミレスは「日本の野球人口が減っていることを危惧しており、そういった面でも高知だけでなく日本を盛り上げたい」とも語っているというのですから、本当にありがたいことです。
四国アイランドリーグはホークスの3軍と定期交流戦を行っているので、”松坂×ラミレス”という夢の対決もあるかもしれませんね。

そんなラミレスの入団報道ですが、どのスポーツ紙も彼がメジャーを辞めた理由を書いていないのはちょっと気になります。
たいていの野球ファンならば、彼が度重なる”ドーピング違反”によって、09年には50試合の出場停止処分、11年には100試合の処分を食らって、それをきっかけにメジャーから姿を消したことを知っているわけです。
このドーピングでいえば、昨年の清原和博の薬物騒動で検査の杜撰さが指摘されたこともあってか、今季のNPBは尿検査に加えて血液検査も導入することを発表したばかりです。
けれども、四国アイランドリーグでは、検査にコストがかかるためか、ドーピング検査は実施されていません。
そこにラミレスが入団して本当に大丈夫なんでしょうか?

日本のスポーツメディアは”客寄せパンダ”の悪いところは一切書きませんし、野球界の”隠蔽体質”も周知の通りです。
そんな国で、メジャーの大スターがどんな大暴れをするのか、震えて待つことにしましょう…。
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