大統領罷免と情緒の国

占い師の操り人形と化していたという疑惑で国民の怒りを買い、ついには弾劾訴追までされてしまった韓国のパク・クネ大統領ですが、今日2017年3月10日、韓国の憲法裁判所が”罷免”を判断したことで、その地位を失うこととなりました。
”ただのひと”となったパク・クネ氏は、明日には大統領府を去り、今後はおそらく刑事裁判の被告人となることでしょう。

それにしても、一連の疑惑についてはパク氏が”大統領の不逮捕特権”を盾に事情聴取にも応じないなど、捜査にまったく協力しなかったこともあって、事実関係や違法性が解明されないままでしたので、弾劾が成立するかどうか不透明なものがありました。
裁判官8人(1人欠員)の内6人が賛成で可決というのもなかなか高いハードルです。
いくら国民の8割近くが”罷免に賛成”していたからといって、裁判官は冷静に判断しなければなりません。
日本でも「否決されるのでは」という見方をする有識者がいましたけど、それが世界標準だと思います。

しかし、結果は8人全員が賛成での圧倒的な可決。
さすが韓国!国民情緒法の国!
判決文では、「大統領の地位と権限を乱用した」と糾弾し、パク氏が捜査協力しなかったことについても、「憲法順守の姿勢がうかがえない」として、「国民の信任に背き、重大な違法行為だ」と断罪していました。
そして判決後は、憲法裁判所の周りに集まったパク氏支持派が不満を爆発させ、警察車両を破壊したり、集まった報道陣に八つ当たり攻撃をしかけるなど大暴れし、止めに入った警察との衝突で死者まで出したというのですから何とも過激です。
韓国人は、民主主義の基盤である自由にも法があるということを知らないのでしょう。
そして、その法を感情で捻じ曲げていては民主主義が成立しないことも。
一連のパク・クネ騒動で、我々日本人は多くのことを学ばせてもらいました。

この結果、韓国では60日以内に大統領選挙が実施されることとなったわけですが、日本にとって馬鹿馬鹿しいのは、立候補を表明している候補者のほぼ全てが〈慰安婦問題に関する日韓合意〉を破棄すると宣言していること。
もともと野党系(左派)の候補は”反日”が色濃いのですが、大統領選挙ということで人気取りに躍起になっているのでしょうし、国民の敵となったパク氏を叩くという意味でも、氏が行った政策を否定することが大事なのかもしれません。
しかし、”国と国との約束”よりもポピュリズムを優先するというのでは、日本人を呆れさせるだけではなく、国際的な信用を失うだけです。

今年1月の産経新聞とFNNの世論調査では、「韓国を外交、経済活動の相手国として信頼できない」という声が77.9%もの数値を叩き出していました。
多くの日本人が、ルールや約束よりも”情緒”を優先させる韓国人を理解できないのでしょう。
理解できないものにはあまり関わらないのが賢明です。
”近くて遠い国”。
いいフレーズですね。
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