2017アジア最終予選、ホーム・タイ戦 気を引き締めたい勝利

3月23日のアウェイUAE戦に勝利したことでロシアW杯への視界がぐっと開けてきた我らが日本代表。
しかし、そのた代償は大きく、大迫勇也と今野泰幸が名誉の負傷によってチームを離脱。
これはハリル監督にとっても我々サポーターにとっても、頭を抱えたくなる状況…、といいたくなるところですけど、28日にホームに迎える対戦相手がグループで最も力の劣るタイというのは、大いに助かる日程でした。

ただ、もちろん油断は禁物ですし、日本は勝ち点でサウジと並びながら得失点の関係でグループ2位ということを考えれば、タイ戦では出来るだけ多くの得点が欲しいのはいうまもでありません。
けれども、そんな”勝って当然”というなかでの”大量得点”の期待がチームのリズムを狂わせる可能性もあるわけです。
試合前のハリルホジッチ監督もそれを気にかけるコメントがありました。
タイが守りを固める戦術を選択し、0-0の時間が長くなれば、埼玉スタジアムの雰囲気もおかしくなるに違いありません。

そんな事前予想でしたけど、タイは序盤から引き籠ることなく、”パスを回して攻める”という自分たちのスタイルで挑みかかってきます。
対する日本は慌てることなくそれに対処し、マイボールになったときには得意のサイドからの攻めという落ち着いた立ち上がり。
すると8分、CB森重真人からのロングボールが右サイドの久保裕也に渡り、久保がゴール前へセンタリング、岡崎慎司がニアに走り込んで囮となると、ファーの香川真司にボールが渡り、細かいステップで相手DFをかわした香川がGKをよく見た冷静なシュートで日本先制!いいときの香川の動き!

そこからの日本は完全にゲームを掌握し、19分にも久保が右サイドを突き崩してからのクロスを、今度はニアの岡崎に合わせ、岡ちゃんがらしいヘッドで追加点!相手DFを引きはがすジグザグの動きもさすが!
そして、これが岡崎にとって記念すべき代表通算50得点目!おめでとう!次は55点のキング越えだ!

こうしてポンポン点が入ったことで大量得点が見えてきた日本でしたけど、その心理がプレイに影響したのか、攻め急いだような横パスや組み立てのパスからのミスが目立ち始め、徐々に流れがタイに傾くと、そこからは押される展開。
この日はボランチの人材不足から、普段はSBの酒井高徳がそのポジションに入るも、代表では初めてなだけに(所属クラブでは経験あり)、周りの連携を含めて中盤が上手く機能していなかったのもその原因でしょう。
前半終了間際にはタイの波状攻撃を食らって、スタジアムが悲鳴に包まれるなか、これを何とか凌いで、2-0での折り返し。

前半を修正したい後半も立ち上がりからタイの猛攻を受けて慌てる日本。
GK川島永嗣のファインセーブなどもあってゴールだけは守るも、本当に嫌な流れ。
しかし、それを打破したのは後半12分、スローインのボールを受けた久保が左足での思い切りのいいシュート!
これが豪快にタイのゴールに突き刺さり、日本3点目!
この荒武者は日本に勇気と力を与える!

攻勢だったはずが、あっという間に追加点を奪われたタイは、さすがにがっくりきて、そこからは日本のペース。
さらに21分、この日元気がなかった左の原口元気に代って本田圭佑がピッチに入ると、持ち味のゆったりしたプレイでチームを落ち着かせ、ときに左足でいいクロスと惜しいシュートも。
ミスもありましたけど、ひとつのオプションにはなりそうです。
29分には香川→清武弘嗣。
清武は中盤の組み立てにも参加するのでさらにチームは落ち着き、38分にはその清武の正確なCKから吉田麻也のヘッドで4点目!
得失点争いがあるので”4-0”は大きい!

この点差を守るか、もしくはもう1点欲しい日本でしたけど、勝ち負けを超えて試合に何か足跡を残したいタイが最後の執念で攻めてくると、PAでの難しい対応から長友佑都がファウルを犯し、判定はペナルティキック。
1点もやりたくない日本からすればこれは本当に痛い。
しかし、我々にはこの男がいた!
GK川島が絵に描いたような美しい横っ飛びでこのPKをビッグセーブ!”神島”降臨!
前のUAE戦といい、クラブで試合に出ていないとは思えない安定したプレイとここ1本の集中力は”さすが”の一言。
代表レギュラーの座もがっちり掴んだといっていいでしょう。本当に凄い。

こうしてスコア上は4-0という大勝で終わった試合でしたけど、内容はヒヤヒヤものでした。
次の6月には今野が戻ってくるはずですし、清武の状態も上がってくるはずなので、今日のような中盤にはならないでしょうけど、特定の選手に頼らず、誰が出ても、展開をよく見た冷静な試合運びが出来るようにならねばなりません。
同じ日のサウジが1-0での勝利だったことで、日本は”勝ち点16”でサウジと並んだものの得失点で”1”上回ったことで、現時点でグループ首位に。
そして最終予選は残り3試合。
ここからが本番です。
チームのひとりひとりが責任を我がものとし、それを跳ね返すメンタルの強さを見せて欲しいものです。
その成長の上に、W杯本大会での活躍がある!
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