加計学園騒動、辞職すべきはどちらか

「内閣総辞職に値する問題だ!」

このところ民進党や一部マスコミが騒いでいる”加計学園疑惑”ですが、安倍総理の友人が理事長を務めるこの学校法人が新設を予定している獣医学部新設に関して、内閣府が文部科学省へ「総理のご意向」だといって計画を後押ししたとする”極秘文書”を民進党が公表しました。
そこで民進党の蓮舫代表は、「官僚が国民ではなく内閣を見て仕事をしている。文書の内容は究極の忖度だ!」といって内閣総辞職を求めたわけです。
民進党やマスコミはこれを”第2の森友問題”にしたいのでしょうね。

しかし、この加計学園疑惑、事実関係を見ても何が悪いのかよくわかりません。
まず、この話は2015年6月に安倍内閣が決定した〈日本再興戦略〉のなかに”獣医学部新設解禁”が盛り込まれていたことから始まります。
歯科師や獣医師はあまり多く輩出しても医師があぶれてしまう可能性があるので、日本ではその学校の数を文科省が制限しているんですけど、獣医学部はなんと52年もの間、新設がなかったんです。
しかし、安倍内閣としては昨今の需要を鑑みて新設を判断したのでしょう。
そしてそれを地方創生と絡め、近隣に獣医学部がない愛媛県今治市を国家戦略特区として認め、設立を申請してきた学校法人・加計学園(岡山県)がそれに決定しました。

それにしても、ペットの数というのは50年前の倍以上ですし、1980年頃に上げ止まってからも、じわじわ増え続けているのですから、これまで獣医学部が新設されなかったことの方がおかしいような感じがします。
しかも、増えているペットの種類は犬や猫ということを考えれば、余計に獣医が必要になるはずなので(減っているのは鳥)、獣医学部新設はごく自然な流れだと思うんです。
そうして、選ばれた今治市も獣医学部空白地帯であり、長年設立を訴えていたというのですから、運よく政府戦略と合致したと見る方が適当でしょう。
「総理のご意向」があったとすれば、成長戦略の具体例を少しでも早く実現させたいということなのだと思います。

民進党やマスコミも「疑惑!」や「問題!」といって騒ぐのならば、政府が主体になって”必要ない学部を必要としていない地域に作った”ときでお願いします。
今回のケースでいったら、安倍総理が友達の加計学園を優遇して、世の中が必要としていない獣医学部を、これまた頼んでもいない今治市に押しつけたというのであれば、大いなる疑惑ですけど、そうではないわけですから、これは完全なる”疑惑の誇大広告”ですぜ。
むしろ、問題視するならば獣医学部がなぜ半世紀以上新設されなかったのか、という点です。
獣医学部新設に最も反対しているのが〈日本獣医師会〉であることにもっと注目すべきです。

ちなみに、今治市では長きに渡って獣医学部の設立を目指していて、2010年には地元選手の白石洋一衆院議員(民主党)と県知事と市長で文科省に陳情に行ったこともあるようです。
その後も民進党では高井崇志衆院議員(中国ブロック・現職)が、この今治市の獣医学部設置に積極的に動いていて、2016年4月の衆議院地方創生特別委員会では石破茂大臣に「実現をさせていただきたいと強くお願いをいたします」と熱弁を振るっているのですから、設立が実現したときにはさぞかし喜んだことでしょう。
しかも、高井議員がかつて秘書として仕えていた江田五月元参議院議長は加計学園の理事長と入魂の間柄なのですから(岡山県繋がり)、高井議員は師匠からも大いに褒められたはずです。

民進党議員たちの長年の働きが形になったのですから、蓮舫代表もぜひ褒めてやって欲しいものです。
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