民進党とマスコミが作る嫌な空気

「権力を告発しようとするひとが出てくると、みんなで潰そうという国になってきている。嫌な空気ですね。その音頭を取っている政府は、たてつく人間が出てきたら共謀罪も使うんじゃないでしょうか」
今日5月27日、広島市で行われた街宣で、民進党の野田佳彦幹事長がこう吠えていたみたいですけど、このスピーチでいっている”告発者”というのは、もちろん”前川喜平・前文部科学次官”のことです。

このところマスコミや民進党が”安倍潰し”のネタとして大騒ぎしている加計学園の獣医学部新設(今治市)について、民進党は”元文科省のM氏”から「総理のご意向」などと書かれた文書を入手したと国会で発表しましたが、菅義偉官房長官は「怪文書のようなもの」といって一笑に付し、松野博一文部科学大臣も、「該当する文書の存在は確認できない」との調査結果を発表しました。
すると22日の読売新聞が、「再就職斡旋問題で引責辞任した前川喜平前文科省次官が、頻繁に出会い系バーに出入りしていた」との記事を出したわけです。
誰がどう考えても、”M氏=前川・前次官”ですし、読売に情報をリークしたのが官邸サイドというのもほぼ間違いはないでしょう。

こうして先手を打たれた形の前川・前次官ですが、それでも25日に記者会見を開き、「文書は確かに省内に存在する」といって、官邸の最高レベルからの圧力があったと明言しました。
そして気になる出会い系バーについては、「女性の貧困について実地の視察調査」というアクロバティックな説明。
前川さんにも家族や親戚があるでしょうに、いやあ、本当に”勇気”ある告発者ですね。

この前川氏の出会い系バー通いという趣味が暴露されたことで、野田さんは「人格攻撃だ」「政府が告発者を潰しにかかった」と批判したわけですけど、これはそういうことではありませんよね。
たとえばSMクラブやイメクラなどと違って、出会い系バーは違法行為(売春)を明らかに助長しているわけですから、人格や性癖云々の問題ではなく、モラルや順法精神の問題です。
また、菅官房長官は、前川氏の「実地調査」という恥かしい言い訳に対して、「常識的には考えられない」とした上で、前川氏の出会い系バー通いは「在職中から注意しても止めなかった」と批判し、引責辞任の経緯についても、前川氏は潔く自ら決断したように語っているが、「地位に恋々としてなかなか辞めなかった」といって、官邸サイドから辞めるよう諭したことをほのめかしていました。
つまり、趣味を注意されたり、辞任に追い込まれたことで、前川氏は安倍政権に対して、個人的な恨みや憎しみがあるのではないか、ということでしょう。
はたして国民はこういう人物をを正義の告発者だと思うでしょうか?

そもそも加計学園の獣医学部新設というのは、法的根拠(構造改革特区、国家戦略特区)をもとに、設置する自治体も、請け負う学校法人も、公正な競争で決まったものです。
安倍内閣が、今治市や加計学園を指名したのではないわけですから、利益誘導でも何でもありません。
ましてや、この獣医学部新設は民主党(現・民進党)の鳩山内閣時代に実現に向けて検討が始まったことが明らかになっていますし、民進党はそれ以後も、江田五月元議員や高井たかし議員を中心に今治市と加計学園を応援してきたわけです。
確かに加計学園の理事長は安倍晋三総理の友人ですけど、獣医学部新設については民進党案件ということができるでしょう。

もっとも、私も”総理のご意向”を否定はしません。
ただし、それは構造改革や地方創生のひとつとしての獣医学部新設を早めるという意味です。
これは政府がそういう方針を取るのだったら当たり前のことです。
そして、役人たる文科省がそれに従わないのであれば、尻を叩くのもまた当たり前のことです(文科省は大学の認可や設置の権限を官邸に奪われたと思っているのでしょう)。
それを批判する民進党や共産党やマスコミというのはいった日本をどういう国にしたいのでしょう?
役人天国で、改革もいらないし、成長もいらないし、地方も見捨てておけということなのでしょうか?

いい国を造ろうとしているひとたちを潰そうとする。
嫌な空気ですねえ。
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