2017アジアカップ・シリア戦 ホームで声援を送る幸せ

今日6月7日のキリンカップ・シリア戦は、公式戦前のテストマッチとは思えぬ締まりのあるゲームでした。
えぐい当たりはさすがに見られませんでしたけど、互いにフィジカルコンディションが整い、戦術を徹底させ、モチベーションも高く、本番さながらといってよかったでしょう(ラマダン期間で終盤のシリアはさすがに足が止まりました)。
ただ、試合の方はというと、前半からホームの日本がペースを握っていたものの、決めきれず、後半立ち上がりの集中力のない時間帯に簡単にやられてシリアが先制。その10分後に長友のクロスを今野が押し込んで同点に追いついたものの、勝ち越し点が奪えなかっただけに、消化不良といっていい内容でした。
メディアも「次のイラク戦に課題が残った」という論調が多いようです。
(怪我明けの今野泰幸の復調と、久々代表復帰の乾貴士の個の力が、このゲームの収穫でした。)

現在グループB首位の日本は13日のアウェイ・イラク戦に勝てばW杯出場がぐっと近づきますが、負けてしまえば8月・9月の上位との2連戦はサバイバルゲームとなってしまいます。
そういう大事なイラク戦の前だったこともあって、メディアは勝利を望んでいたのでしょう。
しかし、よくあるキリンカップのように噛ませ犬と戦って快勝したって何の役にもたちません。
その意味で、シリアはいま考えられるなかで最もいい対戦相手だったと思います。
”仮想イラク”としても最適でした。
この試合を組んだサッカー協会は評価されるべきです。

そのシリアがいい状態で我々と戦ってくれたのは、彼らもまた最終予選を戦っているからです。
シリアは現在グループAで4位ながらプレイオフに進出できる3位の可能性を残しているチームです。
内戦に苦しむ国民に明るい話題を届けるためにも、彼らは我々以上に必死かもしれません。
しかし、その内戦のせいで、選手のほとんどは外国のクラブに所属し、代表チームの練習も隣国で行われ、本番の試合もまた第3国で開催されるというのがシリアの現実です。
代表に与えられる予算も苦しいに違いありません。

ちなみに日本代表の親善試合では、「対戦国に2~3億円のファイトマネーが支払われる」(釜本邦茂氏談)だそうなので、シリア代表にとってはかなり大きな収入だったはずです。
これもひとつの人道援助だと思います。
日本サッカー協会もそういう気持ちでシリアを招待したのでしょう。
こういう部分でもアジアナンバー1でありたいですよね。

そして次は大事なイラク戦。
ここでは強さもアジアナンバー1であることを見せて欲しい!
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