憲法も天皇も、もっと自由な議論を

5月3日(2017年)の改憲派フォーラムに安倍晋三総理が「2020年を新しい憲法が施行される年にしたいと強く願っています」というビデオメッセージを送ったことで、さらに活発となってきた憲法改正の議論ですが、6月8日の衆院憲法審査会で興味深いやりとりがありました。
会の幹事のひとりである民進党の辻元清美議員に対し、日本維新の会の足立康史議員が、辻元議員は1987年3月に出版した著作で、皇室について「生理的に嫌だと思わない?ああいう人たちというか、ああいうシステム、ああいう一族、近くで同じ空気を吸いたくない」と書いているが、こういう考えのひとは幹事にそぐわないのではないかと質問したんです。
それに対して辻元議員は、「学生のときのもので、天皇制に疑問を抱いていたことがあります。しかし、その後、土井たか子さん(辻元氏を政界に導いた)から色々学び、象徴天皇をしっかり守らなければならないと深く反省し、憲法尊重義務を持つことの重みを噛みしめるようになりました」と答え、いまは考え方が変わったと釈明しました。

こうして”転向”を公の場で認めた辻元議員ですが、ネット上では「議員になった後も天皇制を廃止すべきと主張していたくせに」と批判する声が渦巻いていますし、逆に有識者のなかには「潔くて、立派だ」といって評価するひともいるののですから面白いものです。
しかし、そもそも憲法審査会に天皇制反対論者がいることはいけないのでしょうか?
私はそうは思いません。
憲法審査会は、「日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行い、憲法改正原案、日本国憲法に係る改正の発議又は国民投票に関する法律案等を審査する機関です。」(HPより)なのですから、〈憲法第1章天皇〉の部分を変えたり、なくしたりする議論をしたって、何もおかしくはないんです。
憲法に書かれていることを順守することと、改憲の議論はまた別物です。

であるのに、辻元議員が”転向”してしまった原因は、それこそ憲法改正に反対しているからでしょう。
辻元議員も属する護憲派のひとびとは改憲派のひとびとに対し常日頃から「憲法を順守していない!」と批判しているわけですから、そこに矛盾が生じてしまうわけです。
でも、それって本当に馬鹿馬鹿しことですよね。
日本は自由と民主主義の国なのですから、個々人が自由な考えを表明し、それに大多数が共感すれば、法律や国の仕組み、それに憲法だって変えていいんです。

ですから、天皇制に反対ならば反対で、辻元議員の民進党も、そして綱領で天皇制打破を掲げる共産党も、堂々とそれを主張し、選挙で戦うべきでなんす。そこから逃げ、女性宮家や女系天皇といった奸計を巡らすのは卑怯としかいいようがありません。
私は彼らが天皇制に反対することを止めません。
自由にしたらいいんです。
もちろん私は天皇陛下と同じ空気をずっと吸っていたい立場ですけどね。
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