2017東京都議選、マスの力の恐ろしさ

昨日7月2日、投開票が行われた2017東京都議会議員選挙は(定員127)、都民ファーストの会55議席(選挙前5)、自民党23議席(57)、公明党23(22)、共産党19(17)、民進党5(18)、生活者ネット1(3)、維新の会1(1)という結果に終わり、メディアでは「小池都知事の都民F大躍進、自民党は歴史的惨敗」といって驚きを持って報じていました。
これで都民Fは連携を約束している公明党と合わせて過半数を優に超え、小池都政は盤石の体制になったわけです。
昨年7月の都知事選での小池旋風の勢いはまだまだ残っていたということでしょう。
その知事選のときの得票率は、小池百合子氏44.49%、自民・公明推薦の増田寛也氏27.40%、民進・共産等推薦の鳥越俊太郎氏20.56%でしたけど、今選挙の議席数の割合はこのときとよく似ています。(国政の)自民党支持層や浮動票は都民Fに流れたのでしょう。
今回の選挙は何か具体的な争点で議論したというより、小池都政を信任するかどうかの選挙になってしまっていましたけど、都民は小池知事に全てを任せたわけです。
今後の小池知事はお得意の”問題提起”ではなく、”実行力”が試されることになりました。
議会も思い通りになるわけですから、”都合のいい敵”を作ることもできませんし、もはや誤魔化しはききません。
絶大な権力を握ったということは絶大な責任を負ったのと同じ意味です。
今後の小池都政の”スピード感”に注目したいですね。

ちなみに、選挙戦の共産・民進とマスコミは、これを国政と絡め、小池知事の信任選挙ではなく、安倍総理の不信任選挙という雰囲気を作るのに躍起になっていました。
そして、自民党の大敗を見て、「都民が安倍内閣にNOを突き付けた」とか「これが都民の怒りだ!」といって喜んでいたわけですけど、共産党は微増、民進党は選挙前から裏切り(都民Fへ)が相ついだ末の惨敗という結果ですから、何でそんなに喜んでいるのかちょっと気味が悪いくらいです。
自分がどうなってもいいから相手を貶めたいというのは、どこぞの半島の南にある国家のひとびとの考え方ですよね。

都民のみなさんが今回の都議選をどの程度国政と搦めて捉えていたのかは、世論調査の結果があるわけでもないのでわかりませんが、小池知事は都民Fを国政に広げてゆくのは否定していますし、元は自民党の国会議員(いまも自民党籍)なだけに、国政では「自民党を応援する」と明言しているわけですから、「安倍内閣への批判票が都民Fを大勝させた」というのは正しいとは思われません。
都民Fを勝たせたのは、”都議会自民党”批判でしょう。
もっとも、安倍総理への批判票がまったくなかったわけではなく、共産党などが自民党の候補を蹴落として議席を確保した選挙区もあったわけですから、そこは認めねばなりません。
その意味で、今年に入ってからマスコミと民進・共産が執拗に行ってきた”印象操作”による安倍内閣攻撃は一定の成果を上げたといっていいでしょう。
ただし、その一番の成果にありついたのは民進・共産ではなく、小池知事です。
都政で結果を出せば”次の総理”という声が上がるのは間違いありません。
マスメディアを上手く使ってのし上がってきた女傑に”初の女性総理”という宿願が見えてきたわけです。

そんな今回の都議選で、私が心底恐ろしいと思ったのはやはりメディアの、”マス”の力です。
連日連夜の自民党攻撃、都民Fの不祥事はスルー、自民党関係は執拗に揚げ足を取り、重箱の隅を突く。
そして、民進・共産は、市民の声の代弁者といわんばかりの報道。
都民Fを大勝させただけではなく、安倍内閣にダメージを与えたことは確かです。
”情報”という名の”印象”で社会を大波のように襲い、覆い尽くそうとするマスメディアの力はまだまだ強いものがあります。
洗脳といってもいいかもしれませんが、まさに第4の権力ですね。
安倍自民がこれとどう対抗してゆくのか、衆院選に向けての動きに注目したいものです。

そしてまた良識ある市民・国民もWebなどを用いた横の繋がりでマスメディアに抗おうとしていますが、マスメディアと結託した民進・共産や不逞市民たちのパワーを見ていると、自分たちもマスになる努力をする必要があるのかもしれません。
マスを利用することの重要性は小池知事が身をもって示していますしね。
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