ゆがめられた行政が正された

「行政がゆがめられた」のではない、「ゆがめられた行政が正された」のだ。

加計学園の獣医学部新設について、”女性の貧困問題”の専門家でもある前川喜平・前農水事務次官は、官邸や内閣府が主体となって行われたものであり、文科省の認可プロセスとは違うものだと批判し、「行政がゆがめられた」と前々から主張してきました。
そして、マスコミと民進党・共産党はそこに乗っかる形で「家計学園の理事長は安倍総理の友人であり、特別な計らいがあった!」といって、まるで便宜供与があったように騒ぎ立ててきたわけです。
しかし、いつまで経っても安倍総理の首を取る証拠が出てきません。
山本幸三地方創生大臣がこれまでも説明しているように、規制緩和と地方創生の法的プロセスのなかで、ルールに則って決まったことなのでしょう。

しかし、マスコミが何ヶ月にも渡って「疑惑!疑惑!」と報じていると、国民はあるはずのないものが見え始め、安倍内閣の支持率も徐々に下がってゆきました。
そこで安倍内閣と自民党はこの加計学園の議論に終止符を打つために、今日7月10日(2017年)、野党の求めに応じて参議院での閉会中審査を行うことを了承したわけです。
そこには前川・前次官も参考人として出席し、意気揚々と持論を述べ、民進党の議員もまた居丈高に安倍総理を口撃するなど、やりたい放題。
しかし、残念ながら前川氏も民進党も違法性を立証するような”ネタ”を提供することはできません。
これまでのように”疑惑”の影をチラつかせるだけで審査は終わってしまいました。
何か意味があったんでしょうかねえ。

ただし、審査を開かせること自体が民進党の目的であり、「異例の閉会中審査が行われたのだから問題があるのだ!」という印象操作を行うつもりなのでしょうから、議論の内容などどうでもいいはずです。それが民進党のスタイルですしね。
ですから、安倍内閣と自民党は閉会中審査を受け入れたことで最初から負け戦だったわけです。
…しかし、そこには陣借りした強力な助っ人がいたんです。

それこそが加戸守行・前愛媛県知事。
加戸氏は、今治市で進められている獣医学部新設は「愛媛県民と今治地域にとっての夢と希望だったが、10年前に厚い岩盤規制によって跳ね返された」という自分の知事時代の悔しさを語った上で、「それがいま、国家戦略特区の枠で認められ、本当に喜んでいる。ゆがめられた行政がただされたのだ」といって獣医学部新設の正当性を訴えたわけです。
さらには「”加計学園ありき”、といわれるが、(新設を計画した)12年前に声をかけてくれたのは加計学園だけだった。愛媛県と今治市はずっと”加計学園ありき”で来た」という真実の熱弁を振るい、民進党と前川氏の欺瞞を叩いたのですから、一騎当千の古強者という風情でした。

この国家戦略特区に寄る獣医学部新設は、獣医師会やその族議員、そして文科省の反対があって”1校”だけに限って認められ、そこに今治市(&加計学園)と京都府(&京都産業大学)が応募してきたなかで、「他の獣医学部が近隣に存在しない」という理由で今治市になったわけです。
もちろん、愛媛県と今治市が準備してきた12年間の努力も影響したかもしれませんが、地方創生という政府の説明を聞いていれば、「京都より愛媛だなあ」と誰だって思うはずです。
逆に、京産大の理事長が安倍総理の友人で、認可もそっちの方だったら、まさに疑惑でしょうけどね。

それなのに民進党と前川氏は「プロセスがおかしい」という。
おかしいのがどちらなのかはいうまでもありません。

この加計学園については、前知事だけではなく、現在の中村時広・愛媛県知事や菅良二・今治市長もことあるごとにその正当性を訴えてきましたけど、なかなか主要メディアでは扱ってくれませんでした。
愛媛のひとたちにしたら、夢と希望の新学部が開校前からケチをつけられているのですから、たまらない思いをしていることでしょう。
私も愛媛県民と今治市民には心から同情します。

マスコミも民進党も、地方なんか少しも見ていないんです。
安倍政権を攻撃できるなら、一地方なんかどうなったってかまわないんです。
それこそがあの連中が騒いでいる”加計学園問題”とやらの真実です。

ちなみに加戸守行・前愛媛県知事は、前川氏と同じく、文部科学省の役人でした。
大臣官房長まで勤めたのですから、岩盤規制も官僚組織も熟知しているといっていいでしょう。
そういう人物が「ゆがめられた行政が正された」といったのです。
国会ではなかなか聞かれない、ずしりと重たい言葉でした。
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