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信州からのカッコいい刺客

希望の党の小池百合子代表といえば英語が堪能で、日本語での会話のなかでも聞き慣れない英単語を織り交ぜるようなお方ですから、和製英語は似合わないはずですけど、今日10月6日(2017年)に発表した衆院選の選挙公約のお題は〈ユリノミクス〉。
聞いているこっちが恥ずかしくなってきました。
しかもその3本の矢ならぬ12本のゼロがまた場当たり的で、
①原発ゼロ②隠ぺいゼロ③企業団体献金ゼロ④待機児童ゼロ⑤受動喫煙ゼロ⑥満員電車ゼロ⑦.ペット殺処分ゼロ⑧フードロスゼロ⑨ブラック企業ゼロ⑩花粉症ゼロ⑪移動困難者ゼロ⑫電柱ゼロ
どれも有権者の賛同を得られるような政策でしょうけど、国政と地方行政がごっちゃになっていますし、原発とペットが同レベルで語られることには違和感を禁じ得ません。
耳障りのいいフレーズを並べていたら公約を作っている側もわけがわからなくなってしまったのでしょう。

また、”隠ぺい”や”ブラック”でいえば、音喜多俊都議と上田令子都議が「都民ファーストの会は情報公開が徹底されてない」「小池知事空の圧力で自由に活動できない」「毎月21万円を党に上納しているが使い道を教えてもらえない」といった理由で都民ファーストから離党(10月5日)していましたけど、彼らの主張が本当ならば、小池さんはすでに公約を反故にしていることになります。
まあ、都議選からわずか3ヶ月で離党者を出すのですから、少なくてもリーダーシップは欠如しているということでしょうね。

音喜多議員たちの指摘以外にも、小池さんの希望の党は出だしから矛盾だらけです。
なにしろ、”保守の党”を自称しているくせに、つい先ごろまで「安保反対!」「改憲反対!」と叫んでいた民進党の議員を大量に引き受けているのですからね。
小池さんは9月29日の記者会見で「考え方が一致しないひとは排除する」という方向性を示していたものの、それだと政権交代=過半数獲得する候補者を立てらないとわかったのか、10月3日の1次公認では民進党の”転向組”が名を連ねているのですから、私もさすがに呆れてしまいました。
多くの国民が同じように思ったのではないでしょうか。
なんでもいいから数を揃えようというのは野合に他なりませんし、そんな形で国政を担っても上手くゆくはずがありません。
小池さんも民進党もあまりにも無責任です。

そしてその無責任でいえば、厚顔無恥な変節をしている民進党の前・元議員たちは、有権者や支持者にいったいどうやって説明しているのでしょう?
私の地元長野1区でも、民進党の篠原孝前議員が3日の公認発表後に行われた地元の会合で、支持者たちから希望の党ではなく無所属で出馬するよう強く要請されたとの報道がありました。
篠原さんはいわゆる左派であり、安保や憲法に対する考え方も小池さんとは180度違うので、その支持者だって希望の党に加わることに賛成するはずもありません。
篠原さんはその場ではどうするのか明言せず、支援者たちの声を「重く受け止める」といってその場を後にしたようです。

そして翌4日に開かれた民進党長野県連の記者会見で、篠原さんは希望の党の公認を”辞退”し、無所属で出馬すると発表。
「小池さんの靴は舐めない。私には政治家として歩んできた14年間の矜持がある!」
きりっとした表情でそう語る篠原さんの様子が全国ニュースにも流れていたかと思います。
しかし、こうして”筋を通した”篠原さんですが、その横には希望の党から出馬する民進党の”転向組”が並んでいたんですよね。
すごく居た堪れなかったと思います。
あんただけカッコつけるなよ!っていう声が聞こえてきそうでした。

そもそも篠原さんにそんな強い矜持があれば、29日に小池さんが「排除」をいってすぐに態度を鮮明にしてもよかったんです。
野田佳彦元総理や枝野幸男前議員などはすぐに諦めたじゃないですか。
それなのに篠原さんは最後まで決断を引っ張って、公認発表後に断ったのですから、「俺は最初からおかしいと思っていた!」みたいなことをいうのはあまりカッコよくありません。
他の民進党のひとたちに比べたらいくらか”まし”という程度なものです。

しかし、この”まし”が光輝いて見えるのですから、民進党と希望の党がどれだけ酷いかわかるというものです。
正論をまき散らす篠原さんは小池さんと希望の党にとっての最悪の刺客になるかもしれませんね。
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