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草津白根山噴火、火山はやはり恐ろしい

昨日1月23日(2018年)午前10時頃に発生した草津白根山の噴火は、1人の方が亡くなり、11人が怪我という被害が報じられたものの、雪山ということで被災規模がいまだ判然とせず、今日も群馬県警と消防が捜索に入ったものの、火山性微動によりすぐに中止になったそうです。安全第一ですからね。
また、国土交通省も噴火後の降灰状況などを調べるためにヘリコプターを飛ばしたそうですが、こちらも悪天候ですぐに中止となり、噴火の様子や降灰状況は、被災した自衛隊員(訓練中)の話や、草津国際スキー場にいたスキー客が撮影した動画や映像で知るのみとなりました。

テレビニュースに流れた映像ではスキー場のすぐ傍で黒々とした噴煙が沸き起こっていただけではなく、砲弾のような噴石がゲレンデに降り注ぎ、現実のものとは思えないほどでした。
命からがら逃げてきたスキー客たちが噴煙で全身を真っ黒にしながら語った恐怖体験は、日本中を震撼させたといっていでしょう。
噴石はスキー客に怪我を負わせただけではなく、スキー場の頑丈なゴンドラをも破壊していましたし、その威力は計り知れません。唯一の犠牲者である自衛隊員の方もその直撃が原因だそうです。

怪我をした自衛隊員の話では、「『ドカン』という音がして右後方の丘から噴煙が上がり、直後に噴石が飛んできたので脇の林に避難した。10分間くらいは煙がすごく、周囲の確認ができなかったが、視界が開けた時には、周りに隊員が倒れている状況だった」
(NHKニュース)とのことですから、まさに地獄のような有様です。
唯一の犠牲者である自衛隊員の方は噴石に当たったことが致命傷とのことですから、おそらく隊の訓練はゲレンデよりも噴火場所に近いところだったのでしょう。
心からのお悔やみを申し上げます。

このように少しずつ明らかになっている噴火状況を見ると、我々はどうしても14年9月の御嶽山の噴火を思い出してしまいます。
あのときも噴石が登山客を襲い、多くの怪我人と犠牲者(58人死亡・5人行方不明)を出しました。
噴石は拳大~直径2mほどの大きさがあり、飛ぶスピードは時速数百キロ、飛距離は数キロもあるそうです。
当たれば人体が耐えられるはずもありません。
噴石は噴火から数十秒で地表に落ちてくるそうですから、岩や樹木があればその陰に隠れることも可能かもしれませんが、スキー場のゲレンデは障壁になるものはありませんから、専門家によると「運だのみ」だそうです。

ちなみに、今回の草津白根山のように、山麓にスキー場のある火山というのは、日本に数えきれないほど存在します。
長野県でいえば御嶽山麓にもありますし、浅間山麓にもあります。
開田高原マイアスキー場などは御嶽山の噴火を機会にゲレンデに50人規模のシェルターを設置するなどの安全対策を取っていますが、そういうスキー場はほとんどありませんし、あったとしても位置関係や収容人数から絶対に逃げ込めるとも限らないわけです。

我々一般人が登山やスノースポーツをする際には、まず、そこが火山なのかどうかを意識することが大切ということでなのしょう。
今回の草津白根山は、気象庁も専門家も「噴火をまったく警戒していなかった」というレベルの火山なのに、それが突然猛威を振るうのですから、予測などできないということです。
火山を有する地域の方には申し訳ありませんが、「危うきに近寄らず」という言葉が一番の安全対策なのかもしれませんね…。
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