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2018冬季五輪・フィギュア男子SP 「I'm back」

昨年11月9日(2017年)、NHK杯を前日に控えた公式練習で、4Lzを調整していた羽生結弦が右足首を大きく捻ったとき、我々は闇に閉ざされました。
大事な五輪シーズンで、”連覇”に向けて着実に力を増しているときだっただけに、そのショックは計り知れなかったといっていいでしょう。
もちろんそれは羽生結弦本人にとっても同じことだったはずです。積み上げてきたものが崩れ、夢が遠のいてゆくのを感じたはずです。
…しかし、我々は知っています。
”逆境”こそが羽生結弦の大好物だということを。
どんな闇をも切り裂く強い魂を持っていることを。

「I'm back」
今日行われた2018五輪・男子SPの羽生結弦は人智を超えていました。
観客と視聴者の祈りのなか、4S、3A、4T+3Tをまるで羽が生えているかのように軽々と決めてみせただけではなく、美しいポジションのスピン、細かく要素を積み上げる彼ならではのステップシークエンス。
一点の淀みもないクリーンな演技に、いつの間にか闇はすっかり晴れていたのです。
羽生結弦という名の太陽は、どこまでも大きく、どこまでも眩しい。
本当になんて男なんでしょう。
最悪の状況がすべて裏返り、最高の気分です。
私も歓呼の声を上げながら町中を走り回りたかった!

演技全体を振り返ってみても、なにかに憑かれたように集中しているだけではなく、離見の見で己を御し、バラード1番を堂々と指揮していたのですから、まさに蒼い炎としかいいようがありません。
この演技を観た者は全身が上気すると同時に、その凄味に戦慄が走ったことでしょう。
そう、勝負師・羽生結弦は”連覇”をしかと視界に収めているのです。
彼のリンクは戦いの場です。
”怪我からの復活”などという感動劇だけで満足するような男ではありません。
栄光と賞賛、すべてを我が物とする爽やかなまでの強欲さと傲慢さが羽生結弦なのです!

SPのスコアは111.68(TES63.18・PCS48.50)でもちろんトップ!
2位のハビエル・フェルナンデスも素晴らしい演技で107.58(59.79・47.79)。
3位の宇野昌磨はジャンプを上手く凌いで104.17(58.13・46.04)。
4位の金博洋は自己ベストの完璧な内容で103.32(60.27・43.05)。
ここまでがFSで金メダルを争うことになるでしょう。

もちろん、私の優勝予想は”羽生結弦”。
怪我明けでFSのスタミナが心配されるところですが、いまの彼の全身を駆け巡る凄まじいエネルギーからすると、それを捻じ伏せてくれるに違いありません。
明日はおそらく冒頭に4Loを入れてくるでしょうけど、そこを乗り越えれば、彼がいうところの「ソチのリベンジ」は完遂されるはずです。

真の絶対王者が生まれるその瞬間を楽しみに待とうではありませんか!
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