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2018冬季五輪・スピードスケート女子500m 猫が虎になった!

よっしゃあ!祝杯じゃあ!

信州のヒロイン・小平奈緒がついにやってくれた!
スピードスケート500mで日本の女子選手としては個人種目初の金メダル、しかも36秒94という五輪レコードのおまけつき。
怒った猫が堂々たる虎になり、信州の宝が日本の宝になった瞬間です。

橋本聖子、岡崎朋美からバトンを渡された”エースの系譜”。
中学生で当確を現した小平さんは、大学生までに数々のタイトルを手中に収め、才能は過去のエースを超えるという評価をされてきました。
しかしそんな選手でもバンクーバー、ソチと五輪では個人のメダルを獲ることができず、常に悔し涙を流してきたわけです。

それがソチ五輪後のオランダでの武者修行を経験したことで勝負師のメンタルを獲得し、14-15はW杯500m総合優勝し、そこからは世界の短距離を引っ張る存在になり、昨季16-17は連勝を積み重ねてその地位を盤石なものにすると、今季も無敵の強さ(500m24連勝)を発揮し、500mで自己記録を更新したり、1000mで世界新を樹立するなど、その成長は留まることを知りませんでした。
ですから、もちろんこの2018五輪でも500mと1000mの優勝候補筆頭。
しかし、1000mでは素晴らしい滑りをしたものの、後半に爆発したテルモルスに一歩及ばず、惜しくも銀メダル。
表彰式での小平さんの悔しそうな顔は忘れられません(私も地団駄を踏みました)。

そして迎えた今日2月18日は大本命の500m。
小平さんは現地入りしてすぐのトライアルレースで37秒05という驚異のタイムを叩きだしていましたから、おそらく本番でも37秒を切るか切らないかのタイムになるはずです。
そしてそれが出せれば誰もついてこれません。
すなわちこのレースは自分との闘いなのです。
全日本国民の期待に応え、過去の自分に打ち勝つときがきたのです。

唯一の不安があるとすれば、この五輪から500mが1本勝負になったことです(それとスターターが韓国人だということ)。
ミスは許されません。
そうして小平さんが登場する14組、スターターがやや号砲を遅らせたようにも見えるなか、抜群のスタートを切った小平さんは、金メダルという獲物を狙う野獣の目でリンクを駆けると、最終コーナーでは追ってくる同走のエルバノバを圧倒的な加速で突き放し、そのまま伸びるようにしてゴール!
タイムは36秒94で五輪新記録!
「勝った!」といわんばかりに両手を広げる小平さんはまるで百獣の王のようでした!圧倒的な強さでした!

しかもこの女王の素晴らしいのは、沸き返る応援団に向けて「しーっ」とという仕草をし、次の組で滑る郷亜里砂さんとリ・サンファを気遣ったことです。
そして、リ・サンファのタイムが自分に及ばなかったとき、ライバルであり友人である彼女をすぐに慰めてやったとことろです。
リ・サンファがホームの重圧に苦しんでいることをよく理解していたいのでしょう。
小平さんは人格もまた本当に素晴らしい選手です。
まさに信州の女性ですね。
(郷さんは密かなメダル候補でしたけど、37秒67の8位。タイムは良かったと思いますけど、周りが強かったですね。でもよくやってくれました。エキサイティングなレースでした。)

そうして最終16組の2人も小平さんのタイムに届かず、小平さんの優勝・金メダルが確定!
金メダル最有力候補として、選手団団長として、日本のエースとして、完璧な答えを出してくれました。
おめでとう小平さん、ありがとう奈緒ちゃん、あなたはスピードスケートの歴史になりました。
日本に帰ってきたらとんでもない大騒ぎになっていると思います。
故郷の茅野市ではパレードが行われるでしょうけど、練習拠点の長野市でもぜひ!
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