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未知のルーキー2人

プロ野球の”高卒ゴールデンルーキー”といえば普通は甲子園で名を挙げてその肩書をもらうわけですが、この2018年で最も注目されている清宮幸太郎選手はそうではありません。
彼は甲子園には高1の夏しか出ていないんです。
清宮選手は”高校通算本塁打記録”がメディアで喧伝されたせいで知名度はありますが、多くのひとがプレイしている姿をテレビで観たことがありません。
実力は未知数であり、評判だけが独り歩きしているといっていいでしょう。
また、清宮選手自身もかなりビッグマウスで、北海道ファイターズに入団した際には「高校の先輩である王貞治さんの868本塁打を超えたい」という目標まで掲げたのですから、野球ファンも未知なるものへの興味と期待を大いに膨らませたに違いありません。
清原和博や松井秀喜と比較するファンも多かったと思います。

そして春のキャンプが終わり、いよいよ始まったオープン戦、清宮選手の実力の片鱗が明らかになる機会がやってきたわけですが、なんと”7試合19打席ノーヒット”という想像だにしない厳しいプロデビュー。
いきなりプロの壁に跳ね返されてしまった格好です。
すると3月13日には限局性腹膜炎のためチームを離れ都内の病院に入院。
原因は明らかにされていませんが、状況だけを見ると打撃不振による精神的ダメージを疑ってしまいますよね…。
おそらくこの入院で清宮選手の開幕一軍は難しくなったと思います。
未知なる大器はもうしばらく未知のまま据え置かれることでしょう。

また、ファイターズ関連のルーキーといえば、昨年アメリカのLAエンジェルスに移籍した大谷翔平選手も新天地でのオープン戦でかなり苦労しているようです。
大谷選手といえば、打者と投手の両方をやりたいという二刀流が代名詞であり、アメリカでもその道を行く方針のようですが、オープン戦では打っては1割1分1厘(3月13日時点)、投げてはメキシカンリーグのチーム相手に3イニングで6安打3四死球6失点。
ニュース映像などを観た限りでは、打者としてはアメリカの投手のレベルに対応できず面食らい、投手としては硬いマウンドと乾燥したボールに適応できず投げにくそうにしている感じでした。

大谷選手についてはアメリカのメディアでも当初は”二刀流へのチャレンジ”が好意的に伝えられていたものの、オープン戦で結果を出せないでいるいまは「投打ともメジャーのレベルではないし、どちらかに絞るべき」という論調に変わってきています。
大谷選手は「日本野球史上最高の才能」とか「世界の若手のなかでも最も有望なひとり」という評価が先走っていただけに、アメリカの野球メディアやファンは裏切られたという思いなのでしょう。
未知なるものへの理由なき期待が、その姿が少しずつ見えてくると失望へと変わったというわけです。

けれども、よく考えてみてください。
大谷選手はまだ23歳ですよ。
メジャーでその年齢で活躍している選手の方が少ないってものです。
大谷選手自身も「自分はまだまだ未完成」と語っているのですから、アメリカのひとたちは暖かく見守って欲しいものです。
おそらく今季はマイナー暮らしが中心となるでしょうけど、そこで経験を積んで行けばいずれはメジャーのレベルに到達するはずです。

…ただし、それが二刀流を目指すとなれば先行きは不透明となります。
どっちつかずのままではアメリカ生活をマイナーで終えることになるかもしれません。
日本で輝かしい実績を残した井川慶や中島裕之ですら跳ね返されたのがメジャーリーグです。
大谷選手はまだ23歳ですが、もう23歳でもあるんです。
素晴らしい才能の持ち主だとしても、回り道をしていれば未知数のまま終わってしまう可能性もあるわけです。

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