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一刀流でも一年間メジャーにいて欲しい

アメリカに渡り、防御率27点という不安なオープン戦を過ごした大谷翔平”投手”ですが、メジャー初先発となった現地4月1日(2018年)のアスレチックス戦では6回92球を投げ、被安打3・四球1・失点3という上々のデビューを飾りました。
心配していたファンの方たちもほっと胸を撫で下ろしたのではないでしょうか。

ただ、これで完全に大谷投手がエンジェルスからローテーションピッチャーとして認められたかどうかというのはまだわかりません。
この日も内容的にはそこまで安定していたわけではなく、軸になるボールが定まらないなか、球種の多さで上手く相手を抑えていたという感じでしたからね。
ちなみに6回で大谷投手がマウンドを降りたときのスコアは4-3でエンジェルスがリードしていいて、その後も追加点を挙げたエンジェルスが7-4で勝利し、大谷投手にも記念すべき初勝利(おめでとう!)がついたわけですが、エンジェルスの6回までの4点というのは全てアスレチックスのレフトの拙守絡みで、この勝利にはかなりの”運”の要素があったことも否定できません。

そして投球の組み立てでいうと、ストレート(フォーシーム)とスライダーでカウントを整え、スライダーかスプリットが決め球になるという形で、有効なのはやはりスプリットでした。
しかし、そのスプリットもそこまで制球が安定していたわけではありませんから、今後はそこを上げていかなければ、相手チームからも研究されるでしょうし、田中将大のスプリットのように”頼れるボール”になるかどうかは不透明です。

そういう内容でしたから、オープン戦も含め、エンジェルスの首脳陣はそこまで大谷投手を信頼していない可能性もありますし、今後の2~3試合である程度の安定感を示さねば、マイナー行きだってありえることでしょう。
例えばあの井川慶投手のメジャー1年目は大谷投手と同じくオープン戦で結果を残せず、開幕メジャー入りはしたものの、初先発では5回7失点で負け投手、2戦目は6回3失点で勝ち負けつかず、そして3戦目6回2失点の好投で初勝利を挙げ、チーム(ヤンキース)からの信頼を得たかに思われた矢先の4戦目で4回7失点でKOされると中継ぎに異動。
そこでも不安定な状況が続くとマイナーに降格となりました。
ですから、大谷投手もまだまだ安心はできません。これからの2~3試合が大事になることでしょう。
我々も祈るように見守りたいですよね。

…という具合に、私などは緊張感を持って大谷投手を応援しているわけですが、日本のメディアは「二刀流ではベーブ・ルース以来の歴史的勝利!」などと大騒ぎで報じているのですから、ちょっと困惑します。
確かに近代メジャーでは絶滅種である二刀流(2WAY)に挑戦するのは確かにワクワクすることですし、初勝利も素晴らしいことなのは間違いありませんが、ベーブ・ルースと一緒にするのはいきすぎいいようがありません。

ベーブ・ルースはメジャーの長い歴史のなかで唯一の”10勝10本塁打”達成者であり、大谷選手は日本プロ野球で唯一の”10勝10本塁打”なので比較したくなるのでしょうけど、ルースの時代にはDHはありませんし、本塁打にしても10本強でホームラン王になれた時代です。
ルースは先発としても外野手としてもバッターボックスに立ち、この記録を達成した1918年は11本でホームラン王を獲っているんです(投手は13勝)。
対して大谷選手は先発したときはバッターボックスに立たず、打者のときはDHなのですから、さすがに神様ルースに失礼というものです。

また、今季の大谷選手は”投げる日とその前後の日以外はDHで起用される”という話だったものの、この開幕4連戦は初戦にDHで出場し、2・3戦目を欠場、そして4戦目に先発したわけですから、予定よりも1日多く先発の準備に使ったことになります。
これが今後も続くのか、当初の予定に戻るのかはわかりませんが、初先発が上手くいっただけに、エンジェルス側としてはこの流れの方を好むことでしょう。
それだとDH出場は週に1、2試合しかなくなり、打席数もぐっと減ってしまい、DHのないナ・リーグの投手とほとんど変わりません。
これを二刀流とか2WAYとか呼ぶのはかなり厳しいような…。

初勝利とともに、エンジェルスの起用は早くも”投手大谷”に傾いてきた気配がします。
チーム的にも先発陣が頼りないですしね。
私は個人的に大谷投手が1年間ローテーションを守ることに期待しています。
そしていずれはリーグを代表する投手に!
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