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W杯へ繋がる2018年アジア杯 未来をもぎとれ!

日本女子サッカーの”暗黒時代”としてよく知られているのは2000年のアテネ五輪を逃したあとの数年間で、国内リーグの観客動員が大きく落ち込み、廃部に追い込まれたチームもあったほどでした。
しかし、そこから女子サッカー界が一丸となって復興を目指し、〈なでしこリーグ〉〈なでしこジャパン〉という新たなる名称のもと、国際大会で少しずつ結果を積み上げ、11年W杯で優勝、12年のロンドン五輪で銀メダル、15年W杯では準優勝(予選を兼ねた14年アジア杯で初優勝)という黄金時代を迎えたわけです。
我々はその時代がいつまでも続くと信じていました。
…ところが、16年リオ五輪の出場を逃し、佐々木則夫監督体制が終わると、一気に注目度が下がり、代表試合中継の視聴率やリーグの観客動員も低迷し、いまは冬の気配すら感じてしまいます。

そして迎えたこの2018年4月、来年のW杯出場をかけたアジア杯はなでしこジャパンにとって分水嶺となる大会です。
出場権獲得がマストなのはもちろん、できれば優勝で飾って人気回復に繋げたいところです。
しかし万が一出場を逃せば、女子サッカーは冬を通り越して氷河期になってしまうかもしれません。
昨日4月7日、ヨルダンで行われたグループステージ初戦のベトナムとの試合でも、チームにはそういう危機感が見え隠れしていましたし、テレビ中継の解説者やアナウンサーも妙な緊張感を出していました。

ただし、W杯出場権だけでいうと、アジア枠は”5”ですからかなり余裕があり、4ヶ国がAとBの2つにグループに分かれたなかで、まずはそれぞれ”2位以上”が確定、そして3位同士が対決して最後の1枠を争うことになっています。
組み分けでいうと、日本が入ったグループBは日本(世界ランク11位)・オーストラリア(6位)・韓国(16位)・ベトナム(35位)。
Aグループはヨルダン(51位)・中国(17位)。タイ(30位)・フィリピン(72位)。
順当にいけば日本はグループ2位以上にはなるでしょうし、仮に3位になってもAグループの3位に負けることはちょっと考えられません。

そんななか、ベトナム戦の日本は余裕を感じさせる内容での4-0。
エース岩渕真奈がアグレッシブな動きを見せ、今後の期待が膨らむ勝利でした。
得失点争いになる可能性もあるのでもう少し点が欲しかったところですけど、十分な結果だったといえるでしょう。
この試合のあとに行われたオーストラリア×韓国が0-0だったので、日本は次(10日)の韓国戦に勝利すればW杯出場が確定します。すっきり勝って決めたいですね。

そしてその先にあるのがアジア杯制覇です。
GSで戦うオーストラリアとは、そこでの勝敗いかんにかかわらず、トーナメントでは決勝戦で相まみえることになるはずです。
このところ躍進目覚ましいオーストラリアはW杯でも優勝候補に挙げられるチームですが、そこと戦うことで世界との差を実感すると同時に、熱い試合をして日本の視聴者たちに”いまのなでしこジャパン”を強烈に印象づける必要があります。

なにしろ、五輪を逃したことでいまのなでしこジャパンの中心メンバーは本当に知名度が低い。
横山久美や中島依美、田中美南などはリオ五輪に出場していたらニューヒロインとして注目を集めていたに違いありません。
そして彼女たちを見るためにお客さんたちがなでしこリーグに足を運ぶ、そんな好循環があったはずなんです。
今大会は失われた未来を取り戻す戦いでもあるんです。

頑張れ、新しきなでしこたち!
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