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イチロー、事実上の…

どんなに偉大で、どんなに愛されたプレイヤーにも終わりがくる。

今日2018年5月4日、シアトル・マリナーズのイチローが今季は試合に出場せず、球団特別アドバイザーに就任することが発表されました。
来季以降はまたプレイヤーとして契約する可能性はあるそうですが、”事実上の引退”という見方が一般的です。
イチローといえば、”最低50歳まで現役”という途方もない目標を掲げてきた選手ですから、マリナーズの方もそれを尊重した契約なのでしょう。そこには大きな敬意が感じられます。
”いつ復帰するかわからない”というこの契約は、ファンに夢を残した形といっていいでしょう。

もちろんグラウンドにイチローがないという喪失感は計り知れません。
2001年~18年という長きに渡り、メジャーリーグという最高峰の舞台で我々を楽しませ続けてきた稀代の名選手の名前がもうスコアボードに描き出されないのです。メジャー通算3089安打を刻む〈イチメーター〉も更新されません。
我々日本人は野茂英雄とイチローによってメジャーを知るようになりましたが、イチローがいなくなることで、メジャーが再び遠くに行ってしまったような気がします。
(大谷くんが後継者になってくれることに期待!)

イチローは通算3089安打に加え、リーグMVP、2度の首位打者、シーズン最多安打、10年連続200本安打などという数々の記録を残し、「殿堂入り確実」といわれていますが、彼の偉大さを語る上で欠かせないのが、その鉄人ぶりです。
故障で登録を外れることがほとんどなく、2001年(27歳)~13年まで連続で規定打席に立ち、その後、40歳代に入り、出場試合が減ってからもパフォーマンスをある程度維持していました。
ヤンキース時代の”ニンジャ”と形容されたホーム突入はもちろん、44歳の今年もなにくわぬ顔でホームランボールをキャッチし、「僕には当たり前のプレイ」といってのけたのはイチローならではでしょう。

そのようにイチローといえば、打撃だけではなく、守備や走塁での全力プレイもまた魅力であり、ゴールドグラブ賞10回、盗塁509という記録を残しているだけに、故障のリスクも高かったはずです。
それなのに彼は驚異のプレイで毎日のように観客を魅了し続けたのですから、その自己管理能力・意識の高さは、メジャー風にいえば”outstanding”の一言です。
メジャーリーグは年間160試合以上という長丁場だけに、イチローのような鉄人こそが最も価値のあるプレイヤーかもしれません。

また、イチローが鉄人なのはその体だけではありません。
今日行われた記者会見では「野球の研究者でいたい。44歳のアスリートがどうなってゆくのか自分自身で見てみたい」と語り、今後もチームに帯同しながら練習を続け、”事実上の生涯現役宣言”を行ったのですから、なんという揺るぎないメンタルでしょう。
彼は本当に練習を続けると思います。
イチローには現役が終わる「喪失感はない」のですからね。

この偉大なる野球小僧はこれからも我々に夢を見させてくれるつもりなのでしょう。
背番号と同じ”51歳”でのイチローコールを楽しみに待っています!
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