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いまとむかしの連続休場記録

今日5月14日、初日を迎えた平成30年大相撲夏場所の注目は土俵の上ではなく、その下の審判席に座る貴乃花親方だったらしく、観客席から「がんばれ!」と声援が飛んだみたいですね。
ごたごたのなか、あっという間に理事から年寄りにまで落ちた(5階級降格)貴乃花親方ですが、会場のファンと同じ目線に立ち、ここからまた大相撲の将来について考えていって欲しいものです。親方に成りたての頃の貴乃花の改革案は本当に新鮮でした。

その”貴乃花”でいえば、今場所はもうひとつ話題になったのが、横綱・稀勢の里の休場が貴乃花と同じ連続7場所になってしまったことでした。
稀勢の里は昨年初場所で優勝して横綱に昇進し、次の大阪場所で大怪我を負いながら連続優勝したものの、その後は途中休場を含め、1場所も皆勤がないのですから”横綱の責任”という意味では失格の烙印を押されても仕方ありません。
休場の原因となった左胸の怪我も、アクシデントというよりも土俵際で無理に粘ったせいなので自己責任でしょうし、その後も怪我をしっかり治すでもなく強行出場し、2場所連続途中休場したのも判断ミスといっていいでしょう。

そういうなかでの貴乃花と並ぶ最多連続休場記録ですから、当然横綱審議委員会やメディアなどから厳しい声が聞かれるかと思いきや、まったく聞こえてきませんよね。
それどころか、「じっくり治せ」というエールなのですから、ちょっと理解に苦しみます。
相撲界が一丸となってこしらえた”日本人横綱”への未練でしょうけど、稀勢の里はこの1年以上しっかり治せなかったんですぜ。

ちなみに貴乃花の休場が長引いていたときは、メディアも厳しい論調でしたし、横綱審議委員も苦言を呈し、最後は”出場勧告”の末に貴乃花が復帰してきたんです。
それまで6年以上も綱を張り、大相撲人気を牽引してきた平成の大横綱に対して、あまりにも敬意を欠いた対応でした。
ですが、貴乃花は復帰場所で白星を積み重ね、千秋楽まで優勝争いをしたのは本当に立派でした。
傲岸不遜な横審たちの横っ面を引っぱたいたようで本当に痛快でした。
しかし、貴乃花は自分のタイミングで復帰できなかったせいか、怪我が再発し、次の場所を全休、その次の場所は出場したものの自分の相撲が取れず、引退を決断することとなりました。
いま思えば、もう少しじっくり治していたら違った引退のタイミングになっていたかもしれませんね。
年齢でいってもいまの稀勢の里より1歳以上若かったですし…。

これは私の推測ですが、おそらく稀勢の里は内々には”引退”を漏らしているのだと思います。
2日前、稀勢の里の休場を発表した田子ノ浦親方が記者の前で涙を流し、明らかに挙動不審だったのは、稀勢の里を慰留しているからではないでしょうか。
”もう一場所あれば”という奇跡を願う気持ちに他ありません。
ただ、来場所は休場すれば新記録ですから、どんな状態であれ出場し、黒星が先行すれば引退になるはずです。
多くの相撲ファンはそれをわかっているはずですし、名古屋場所のチケットは飛ぶように売れるでしょうね。
興行のために無理やり作られた”日本人横綱”らしく、最後も興行に貢献するというわけです。

稀勢の里は土俵の上でも下でもガチンコで、メディア対応も素っ気なく、興行力士ではなかったはずなんですけど、なんだか悔しい思いがします。
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