浅田真央サンクスツアーin軽井沢(前)

昨2017年4月、その波乱万丈の現役生活を終えた浅田真央。
そこから夏の『THE ICE』を終え、「一度スケートから離れてみよう」とも考えていたという彼女ですが、第2の人生として選んだのはやはり「恋人でもあり、家族でもあり、運命」というスケートでした。
そして発表された具体的な活動が、「今まで応援してくださった方々への感謝を込めて」全国を回る〈浅田真央サンクスツアー〉。
基本コンセプトとしては、やや小さなアイスリンクを会場に、観客との距離が近く、初めてスケートを観るひとも安心できる価格設定のアイスショーとのことです。
感謝を込めたふれ合いの場ということなのでしょう。ショーの(数日)前にはスケート教室も開催されるそうです。

このサンクスショーの企画が春に発表されたとき、私と相方は大変興味を引かれましたが、それと同時に今年の『THE ICE』は開催されない、されても浅田さんは参加しないという確信を持ちましたから、”どこで真央ちゃんに会えばいいんだ!?”という大問題に直面したわけです。
(※THE ICE2018は浅田さん抜きで開催されます。)
そこからすぐに今年の10ヶ所のひとつに地元の長野県が入っていることがわかり、”県民枠”なるチケットの優先獲得権があることもあって、なんとかチケットを入手できましたが、本当に運がよかったとしかいいようがありません。

そして昨日6月2日(土曜)の昼、爽やかな高原の風を感じながら、〈軽井沢風越公園アイスアリーナ〉に行ってきました。
98年の長野五輪でカーリング競技が行われたリンクです。
初めて足を踏み入れた我々は五輪マークにちょっと興奮しましたが、場内をあらためて見渡すと、座席数はリンク内の臨時席も含め目算で1500ほどしかなく、よくチケットが取れたなと、ちょっとゾッとしました…。
駐車場の車のナンバーを見ると長野県のそれが多かったので、県民枠の多さに助けられたかもしれませんね。

1000円(これも安心価格)で購入したパンフレットに載っている出演スケーターは”浅田真央”を筆頭に、姉の舞さん、同級生で盟友の無良崇人くん、ここまでは誰もが知っていますけど、そこからの林渚さん、橋本誠也くん、川原星くん、ガンスフ・マラル・エレデンさん、エルネスト・マルティネスくん、山本まりさん、河内理紗さんは、私などはほとんど存じ上げない方ばかりでした。
出演者たちのSNSなどによれば、浅田さんに共感し、オーディションを経て集った”チーム真央”とのことです。
失礼を承知で書けば、無名スケーターの面々ということになるかもしれませんが、3月からチーム練習を始めていたとのことで、かなり長い期間になりますから、ずいぶん気合の入ったチームですし、期待が高まります。
(※現役はエレデンさん、山本さん、河内さんの3人だけみたいです。)

開演の12時が近づくと、始まりを告げる舞さんのアナウンス(たぶん録音)が流れ、場内が暗転すると、会場は息を呑んだように静まり返ります。
その暗がりのなか、リンクの上にひとりの影がぼんやりと浮かび、音楽とともに証明が照らされると、そこにはイスラムの女性が着るブルカのような衣装のスケーターが。
顔はもちろん体つきもよくわかりませんが、滑り始めるとすぐにみんなが気づく。
その身体の動かし方の癖、スケートの質、間違いなく浅田真央だ!
待ってましたと会場が沸く!
そして踊りが加速するとともにブルカがはがされると、なかから出てきたのはゴールドのスパンコールが眩しい衣装と、それ以上に眩しい笑顔の浅田真央!
地鳴りのような大歓声!

”ふれ合い”のための狭いリンクでは、観客の目の前を『スマイル』の浅田真央が通り過ぎてゆくだけではなく、最前列のロマンスグレーの男性などは握手をしてもらう幸運にも巡り合え、会場は早くも興奮の坩堝。
私と相方はリンク席ではなかったので本気で嫉妬。
そこから同じような衣装を着た出演者たちが次々とリンクインし、華やかなショーの始まりです!
(※記憶を頼りに書いていますので、プログラムの順番など、間違いがあってもご容赦を。)

このサンクスツアーは浅田さんが過去に使った競技プログラムやエキシビションを本人がアレンジするだけではなく、舞さんが『シェヘラザード』を演じたり、『月の光』を舞さんが中心となった女性陣の群舞にしたりと、まさに”浅田真央を堪能するショー”。
しかし、出演陣の個性が埋没しているわけではなく、ひとりひとりがなくてはならないピースとなっていましたし、なにより出演陣がみな浅田真央に惚れ込み、このツアーに参加できている喜びに溢れているのが印象的でした。

なかでも舞さんの気合の入り方は半端ではなく、コンディションは例年の『THE ICE』以上に仕上がっていて、『シェヘラザード』はうっとりするほど綺麗でしたし、群舞でのリーダーシップも素晴らしかったです。
スパイラルの軸も安定、2Aもしっかり跳んでいたのも本気度の証左でしたね。
現役時代の舞さんはリンクの上でどこかおどおどしていましたけど、そこから色んな経験を積んできたのか、いまは演技も堂々としていて、彼女が本当に才能のあるスケーターだということがよくわかります
このショーは浅田さんのプログラムの合間を群舞とVTRで繋ぐ形式なので、舞さんは頼りになる縁の下の力持ちでしたし、偉大な妹を助ける偉大な姉御でした。
(めちゃくちゃ長くなりそうなので後編に続きます。中編になるかも…。)
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