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大阪北部地震 プールのブロック塀倒壊は犯罪としかいいようがない

昨日6月18日(2018年)、大阪府北部を震源とする地震が起きたのは朝7時58分頃。
そこからテレビやネットなどで情報が少しずつ出てきたわけですが、午前10時に記者会見を開いた気象庁が「震度6弱」と発表したのを知って、私はそんなに大きな被害にはならないと思ったんです。

最近地震の多い日本列島ですが、震度6弱でいうと、私の住む長野県で2014年に起きた長野県神城断層地震がまさにこれで、人口の少ない白馬村が震源だったこともあって、家屋の全壊は百棟なかったですし、
死者の数もゼロ、重体の方もいませんでした。
都市型の地震では2005年の福岡県西方沖地震が震度6弱でしたけど、これだって全壊した家屋は140棟ほどで、死者は1名、重体の方は2名でした。

ところが、大阪北部地震では、夕方の段階で3名の方が亡くなったと伝えられ、私もちょっと動揺しました。
人口の多い地域とはいえ、その後も犠牲者が増える可能性を考えれば、やや多すぎる印象です。
都市部なら土砂崩れもないはずですしね…。

そんなふうに考えながらニュースを確認すると、亡くなった方の内2名はブロック塀の下敷きに、1名の方は家具の下敷きになったとのことで、残念ながら「またか…」という思いがしました。
福岡西方沖の際も亡くなった方は70代の女性で、倒壊したブロック塀の下敷きになるという運の悪い事故でした。

しかし、小学生女児が亡くなった小学校のプール脇の道路の映像を観ると、”事故”とだけいうにはあまりにも問題がありました。
私は建築基準法などには詳しくありませんが、すぐにこれが”違法”だと直感しましたし、多くの方が同じように感じたはずです。
現場は道路から2mほどの高さになっているプールの土台の上にブロックを2mほど積み上げたようになっており、そのブロック塀が数十mに渡って倒壊していたわけですが、ブロックにはしっかり固定されていた痕跡がありません。積み上げただけにしか見えないわけです。
これは違法建築であり、異常建築です。

設計したひと、施工したひとはなにをどう考えていたのでしょう?
プール脇の道路は通学路になっているのですから、倒壊した場合には一般の道路よりも大事になるに決まっています。
しかもこのこの寿栄小学校は”高槻市立”なんです。
今日19日、高槻市は緊急の記者会見を開き、このブロック塀が基準を満たしていないことを公表し、謝罪していましたが、違法建築を是正指導する立場にありながら、自らが所管する施設にこのような重大な違反があることを見逃していたのですから、その責任は重大です。
個人の住宅ならばルールを知らなかった、ということもあるかもしれませんが、市にはそんないい逃れはできませんし、させてはなりません。

大阪府といえばあの阪神淡路駄震災でも被害を受けた地域ですし、その後も日本では多くの地震が起き、ブロック塀の危険性が指摘され続けてきたというのに、高槻市がその教訓を蔑ろにしていたことは、あらゆる批判を受けてしかるべき態度です。
繰り返しますが、今回のこれは防げた事故です。
女子児童の関係者の方々の無念を思うと言葉がありません。

このブロック塀は、おそらく不審者から覗き見られないための壁でしょうから、割と新しいもののはずです。ペンキの具合もそんな感じでした。
小学校がどこぞの業者に発注したものと思われますが、事情もすぐにわかることでしょう。
関わった人間はすべてが責任を取るべきです。
高槻市は徹底的に究明せねばなりません。
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