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ロシアW杯 運命のポーランド戦を前にキーマンを予想する

開幕前は3連敗を予想するひとも多かったロシアW杯の日本代表ですが、蓋を開けて見れば、初戦(コロンビア)で勝利を収めると、2戦目(セネガル)もしっかりと引き分け、ここまでグループHの堂々たる首位をキープ。
前評判の悪さによるいい意味での開き直りがチームを活性化させ、流れを呼び込んでいるといっていいでしょう。
そしていよいよ今日6月28日は運命の3戦目、日本代表は”引き分け以上”でGL突破が確定します。
また、仮に負けたとしても、もう一方で行われるセネガル×コロンビアで”セネガル勝利”、もしくは”コロンビアが大勝して日本が得失点でセネガルを上回る”ことができれば、日本は決勝トーナメントに進出することができます。
まずまず優位な立場にあるのは確かです。

しかも3戦目の相手がここまで2連敗でGL敗退が確定しているポーランドなのですから、これもなんとなく好条件な気がします。調子が悪い相手でラッキーみたいな。日本のメディアもそんな感じで、少々浮ついたムードで報じられていますよね。
でも、冷静に考えてください。ポーランドはFIFAランク8位でグループHのポット1なんですぜ。ここまで2連敗しているといってもそう簡単な相手ではありません。
モチベーションの問題にしても、ポーランドだって06年大会以来となるW杯を無惨な形で終えたいはずもなく、チーム記者会見でも「絶対にあきらめない」といって、応援してくれている自国民に対して、いい試合をすることを約束していました。

そういうポーランド代表の言葉が本物なのかどうかは試合が始まってみないとわかりませんが、ここまでの今大会でいうと、GL敗退状態で3戦目を迎えたチームはいずれも侮れないパフォーマンスを見せています。
グループAのサウジアラビア×エジプトは両者が勝利への執念を見せ続けての2-1、グループBのモロッコはスペイン相手に先制し、終了間際に追いつかれたものの2-2という接戦を演じましたし、グループCのペルーは勝てばGL突破の可能性があったオーストラリア相手に独特のリズムのあるカウンターサッカーで2-0の勝利。
グループEでもコスタリカが終始アグレッシブなサッカーを貫き、スイス相手に2度リードされるも2度追いついての2-2は見事でした。
いずれのチームも自分たちがこれまで積み上げてきたサッカーを全力で表現し、”勝ち点をひとつでも多くとろう””ゴールをひとつでも多く決めてやろう”という気概に満ち溢れていました。
その姿勢があるからこそ、たとえばエジプトなどは負けてしまったものの、スタンドのエジプトサポーターはある程度納得したような表情を見せていましたし、ぎりぎりで勝利を逃したモロッコサポーターだって自国の代表に誇りを感じている様子でしたよね。
こういうのは過去のW杯でもあったことですけど、やはりどのチームも最後に意地を見せて大会を去りたいのだと思います。

むしろ、気持ちの問題でいうと、敗退確定チームよりも”引き分け以上で自力突破が決まるチーム”が苦しんでいた印象です。
スペインがそうでしたし、スイスもそうですし、メキシコも酷い有様でした(※メキシコのみ相手は突破可能性のあったスウェーデン)。
”引き分けOK”だとどうしても気持ちが守りに入って、身体も硬くなってしまうのでしょうね。
そこに勝利や得点の欲しい相手が勢いよく向かってくると、後手に回ってしまうというわけです。
これもまたW杯のような大舞台ではよく見る光景です。

ですから、ポーランド戦の日本代表は、”攻めの姿勢を貫くこと、守りに入らないこと”が大事になります。
ただ、その点でいえば、今大会の西野ジャパンは、”受け身にならず、自分たちからアクションを起こすサッカー”を標榜し、格上相手に攻撃的な布陣とメンバーで挑んで結果を出していますから、それがブレることはないはずです。
セネガル戦の2-2の状況のなかで宇佐美貴史を投入するようなチームですからね。
私は西野ジャパンのメンタル面ではまったく心配していません。

不安があるとすれば、選手のコンディションでしょうね。
W杯はタイトなスケジュールですし、今大会は国土の広さ世界一のロシアで開催されていることもあって、試合会場の移動はもちろん、その土地土地で気温や湿度がかなり違うのも、選手たちを大いに苦しめているように見えます。
ちなみにポーランドとの試合が行われるボルゴグラードの予想気温は36度だそうです。
そのため、一部報道では西野朗監督もスタメンの大幅入れ替えを検討しているともいわれていますが、そういう判断もありでしょう。「勝っているチームはいじるな」という格言もありますが、疲労で選手の足が動かなければどうしようもありません。

もちろん控えメンバーの起用というのは簡単なことではありません。
浮足立ったり、緊張したり、入れ込みすぎたりという危険性があるものです。
これまでの代表の試合を振り返っても、たったひとりのネガティブさがチーム全体を狂わせたという試合がなかったわけではありません。
そんなふうに私も不安がないわけではありませんが、今回の西野ジャパンは大会前にメディアや解説者から”高齢批判”があったように、控えにも経験豊富な選手が揃っているのもまた事実です。
W杯も2度目3度目という選手もいますし、落ち着きを与えられる中堅ベテランが多いのですから、彼らがなんとかしてくれることに期待しましょう。

そんななか、私が”いじるべきではない”と思うのはGK川島永嗣です。
「大迫半端ないって」と対を成す「川島それはないって」という言葉が広まりつつあるように、今大会の川島はここまでややトンチンカンなプレイが出てしまっていますけど、かといって控えの東口順昭や中村航輔がクラブやテストマッチで冴えているわけでもないんです。
ここで川島を外せば川島のメンタルは崩壊して今後使えないのは目に見えていますから、起用された控えもプレッシャーを感じてしまいますし、その控えがダメならチームが崩壊してしまいます。
南アフリカW杯のときの川島の抜擢は、楢崎正剛という安定感のあるGKがチームにいたからだということを忘れてはなりません。

川島はポカもあれば大当たりもあるGKで、これまでも彼が救った試合があったではありませんか。
信じましょう、川島を。
ポーランド戦後のSNSは「川島半端ないって!」で埋め尽くされているはずです!
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