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世代交代を感じるロシアW杯

西野ジャパンの予想外の活躍に日本でも大きな盛り上がりを見せた2018W杯ロシア大会も、準々決勝が終わり、ベスト4が出揃いました。
注目すべきはその顔ぶれで、フランス、ベルギー、イングランド、クロアチアというのはいずれももちろん強豪ではあるものの、いわゆるサッカー大国ではありませんし、いずれも過去2大会ではベスト4以上に上がっていないので、かなり新鮮な印象があります。
しかもこの4国には、サッカーをあまり観ないひとでも知っているようなスーパースターもいません。
そういう意味でもこの大会は”ひとつの時代の終わり”を感じさせますよね。

そのスター選手でいえば、メッシ(31歳)とC・ロナウド(33歳)という両巨頭が30歳を過ぎているというだけではなく、モドリッチ(32歳)やクロース(28歳)、スアレス(31歳)とカバーニ(31歳)、レバンドフスキ(29歳)やファルカオ(32歳)といった各国の看板選手もアラサーが多く、次の4年間がどうなるかわかりませんし、ブッフォン(40歳)やイニエスタ(34歳)、ロッベン(34歳)やイブラヒモビッチ(36歳)などはすでに代表からの引退を表明しているので、世界的な世代交代の時期がやってきているといっていいでしょう。
ちなみに、現在30歳~35歳くらいには優秀な選手が多く、この10年間のバロンドール表彰を見ても1位をメッシとC・ロナウドが独占しているというだけではなく、ランキング上位ではこの世代が目立ちますし、世界的なサッカー人気を牽引していたことがよくわかります。
彼らがいなくなったあとのサッカー界の中心は誰になるのか、それとも中心不在の混沌が生じるのか、このロシアW杯は”今後”を占う試金石なのかもしれません。

そんな流れのなか、我々の日本代表でも長谷部誠(34歳)と酒井高徳(27歳)が代表引退を発表し、本田圭佑(32歳)も「次のW杯を目指さない」と語っていました。
彼らの他にも西野ジャパンはアラサーが多かったので、4年後を見据えれば代表の顔ぶれも大きく変わってゆくと思われますが、日本のアラサー世代は今回のベスト16だけではなく、南アフリカW杯ベスト16や11年アジア杯優勝といった多くの興奮と歓喜を届けてくれただけに、私も寂しい限りですし、心からの感謝と敬意を表したいと思っています。

なかでも8年以上の長きに渡りキャプテンを務めてきた長谷部誠と、エースとして君臨した本田圭佑は特別な存在といっていいでしょう。

長谷部のW杯3大会連続キャプテンという実績は今後破られることはないと思いますし(並ばれることはあるでしょうが)、長谷部はそのキャプテンという立場を経験値だけで守ったのではなく、ブンデスリーグで11シーズンの間ピッチに立ち続けたその”実力”でチームを引っ張ったということも忘れてはなりません。本当に偉大なキャプテンです。
彼の堂々たる振る舞いとリーダーシップは私たちの誇りであり、自慢でした。

本田圭佑は”強豪を目指す日本代表”において、その向上心が常にチームの起爆剤でした。
自らを「下手くそ」と認めながらも、それでも上だけを睨み続ける姿勢は、日本が弱者から這い上がるための示唆に満ちていました。
彼の結果のこだわる姿勢やサッカーにすべてを捧げる生き様、より高いステージを目指す貪欲さは後進への素晴らしい指標になるはずです。
我々も心のなかにリトル本田を持ち続けたいですよね。


そして酒井高徳。
やめちゃダメ、絶対!
「僕の席を若い人に渡したい」なんていっているみたいですけど、代わりになる選手なんていません!
左右のSBと中盤が出来て、ブンデスリーグで7シーズンもやっている選手なんて日本では貴重すぎます!
代表ではなかなかレギュラーを取れなくてもどかしい思いもあったかもしれませんが、高徳のような選手が23人に名を連ねているからこそチームが成り立つんです。
日本サッカー界全体で慰留すべきです!

というわけで、日本代表も世代交代の時期を迎え、今後が不安でもあり楽しみでもあります。
もちろん、我々ファン・サポーターはどんなときも日本代表を支えてゆくのみです。
とある外国の物語に「幸せの秘訣は味わい愛でること」とありますが、日本語には「酸いも甘いも噛み分ける」という言葉もあります。
酸いも甘いも味わい愛でることがサッカーですよね!
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