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森保ジャパンの初陣、結束力と忠誠心

ロシアW杯ベスト16を経て、”ジャパンズ・ウェイ”を掲げる日本サッカー協会が森保一監督に五輪とA代表を託すことを決めたのが今年(2018年)7月。
そこからの森保監督はまずはU21を率いて他国がU23+オーバーエイジで出場するアジア大会を”準優勝”という好結果で終わらせてその手腕を十分に発揮すると、いよいよフル代表での初陣がこの9月7日にやってくるはずでした。
ところがそのチリ戦が北海道の大地震で中止となり、チームも滞在先の札幌でその揺れを味わうという不運。
そこから次のコスタリカ戦のために大阪へ向かうも、そこでも台風21号の影響で予定されていた練習場が使えないというなんとも波乱に満ちた船出でした。

そして昨日11日、ようやくキックオフを迎えたコスタリカ戦のスタメンは、GK東口順昭、4バックが佐々木翔・槙野智章・三浦弦太・室屋成、ボランチに青山敏弘(CAP)と遠藤航、左ウィングに中島翔哉・右に堂安律、2トップが南野拓実と小林悠。
今回はロシアW杯のときの代表組や海外のクラブで移籍をしたばかりの選手が呼ばれていないので、新鮮な顔ぶれになりました。
ただし、中継でアナウンサーが強調していた「ロシア大会のメンバーより平均3歳若返った」というのはちょっとした錯誤ですね。次のW杯では+4歳というのを忘れてはなりません。

試合はコスタリカが若手中心のメンバーということもあって日本が主導権を握る展開。マイボールになったときにスピーディーに前線が連動する観ていて爽快なサッカーでした。
チーム全体に初陣とは思えないまとまりが感じられましたけど、チリ戦がなかったことで練習の時間が多く取れたせいもあるでしょうし、森保監督が”日本人”で”Jリーグの元監督”だというのも戦術理解を容易くしたのかもしれません。

日本は前半16分に右中島のCKを佐々木が頭で合わせると相手のオウンゴールを誘発して先制。
その後、コスタリカのカウンターを何度か食らうも、落ち着いてそれを凌いで前半終了。
後半は頭から3人を変えてきたコスタリカの連携がギクシャクしていると、日本の流れが加速し、21分に思い切ってPAに侵入した遠藤へ中島が縦パス、遠藤が折り返したのを南野が上手いシュートで追加点!
南野は代表初ゴール!おめでとう!

そこからはコスタリカの運動量が落ちてきたこともあって(前の親善試合から中3日)、日本は攻めたてますが惜しくも得点が入らずややじれったい時間帯。20歳の堂安が初代表とは思えぬ堂々たるプレイぶりだったので初ゴールが見たかったですよね。
ただし、23分から森保監督が次々と送り込んだ交代メンバーはみな軽快な動きで代表への高いモチベーションを見せていました。
そしてそれが結果に結びついたのがロスタイム、途中出場の伊東純也が右サイドから仕掛けてのパワフルなシュートで3点目!
これまた代表初ゴール!おめでとう!
これで試合も気持ちよくタイムアップ、森保ジャパンは素晴らしいスタートを切りました!

試合全体でいうと、中島が「やっていて楽しかった」と朗らかな表情で語っていたように、若手中堅が伸び伸びプレイしていたのがとても印象的でした。。
これはハリルジャパンのときとは対照的ですし、戦い方の面でもディエルに固執することなく、俊敏性や球離れの速さで局面の戦いを補っていたのも森保ジャパンの個性が出ていたように思います。
森保監督はわかりやすいキーワードを発してはいませんが、布陣・戦術・起用法を見ても、選手の”やりやすさ”を重視していたのは明らかでしょう。
また、それをサポートしたのが東口・槙野・青山・小林という”オーバー30”の縦の柱なのはいうまもでありません。ベテランが土台を支え、若手中堅に思う存分自分のプレイをさせたというわけです。
試合後には青山や小林がコミュニケーションの良さと同時に「森保監督のため、被災地のため」という忠誠心を語っていましたし、森保監督は早くもチームを掌握しているようです。

こうしてポジティブな面ばかりが目立った森保ジャパンですが、今回のコスタリカが本来のコスタリカではなかったことも忘れてはなりません。
今後、歯ごたえのある相手と戦うことになったら今日のような楽しいサッカーは難しくなるわけで、そのときにこそ森保監督の手腕とチームの結束が試されます。
そして、そこを乗り越えたときこそ、本当の歓喜と興奮が待っているのです。
アジア杯、五輪、W杯予選本戦…。
痺れる瞬間を待っています!
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