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日本の子

国民や民族の価値観というのは、その歴史や文化によって様々特徴があるものですが、我々の日本は島国だということと、江戸時代260年間の鎖国により、かなり独特だと考えられています。
今日はそのうちの3つをちょっと取り上げてみたいと思います。

まずは世襲。
政治家のそれは悪いイメージで伝えられていますが、伝統芸能や伝統芸術においての世襲はファンやお弟子さんからむしろ好意的に受け取られていますし、大きなステータスでもあります。名跡もそうですし、日本人はお店でも”何代目”とか好きですよね。
親の顔が見えること、その親から厳しい修業を課せられたであろうことを想像するだけで、特別な思いが生じるわけです。
しかもその世襲した当人の親を敬う姿勢が強ければなおさらです。

次に集団への帰属意識。
日本人は血縁や地縁を大切にするだけではなく、出身校や所属企業といった”閥”にも強いこだわりがあります。
それは日本人を閉鎖的にすると同時に、集団への忠誠心や組織力を高めるものです。
また、日本人はその閥(グループ)のリーダーに対して”親分肌”、つまり”面倒見の良さ”を求めるのも特徴といえるでしょう。
計画性や実行力、模範的行動やモチベーションの喚起などではなく、”面倒見の良さ”というのはまさに和の精神です。

3つ目は敗者の美学。
これは少し勘違いされることのある言葉ですが、結果の美学ではなく、過程の美学と考えるのがわかりやすいと思います。
ただ勝てばいいというのではなく、美しく勝つ、自分のやり方で勝つ、それで負けたら仕方ないという考え方ですね。
そのせいか日本人は”攻め”の方を好みますし、さらにいえば不利な状況からの逆転劇も大好きです。
寡兵であったり小兵であったりするとテンションが上がりますし、それが大軍や大兵に勝つと大喜びします。その好例は源義経でしょう。
そして義経が命乞いもせずに一族郎党ともども戦い果てた姿にも哀れを覚えるのです。

昨日2018年9月18日、悲しい訃報が伝えられた山本“KID”徳郁が絶大な人気を獲得していたのも、そんな日本人の価値観を体現していたからだと思います。
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