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吉澤ひとみ被告の事件、”元”はいらない

芸能人の自動車に関する事件はそんなに珍しいものではありませんが、この9月(2018年)の吉澤ひとみ被告のそれは”飲酒・信号無視・轢き逃げ・スピード違反”の揃い踏みで、悪質というより他ありませんでした。
この件のあと、吉澤容疑者が昨年にも追突事故を起こしていたことも発覚しましたし、メディアで酒癖の悪さも指摘されていますから、運転には適していない人物だったのでしょう。
また、事故の際の動画が公開されると、歩行者を跳ね飛ばしてもすぐに車を停める気配もなく、むしろ急加速して逃げてゆく車が鮮明に映されていて、世間は彼女の人格そのものを疑うようにもなりました。

そんな吉澤被告が今日27日に保釈されるというので、原宿署の前はマスコミとファンでごった返し、騒然とした雰囲気だったようです。
これも芸能人の事件ではよく見る光景です。
そこでマスコミは容疑者が頭を下げたり、謝罪の言葉を発することを強く求めますが、そうでなければ紙面や番組が埋まらないということでしょう。
署から出てきた吉澤被告はそれに応えるようにカメラに歩み寄り、「被害者の方々に深くお詫び申し上げます。この度は誠に申し訳ありませんでした」といって頭を下げていました。

しかし、私にはそんな”儀式”が必要だとは思えません。
今回は被害者のいる事件なのですから、保釈された吉澤被告はその被害者に対して謝意を伝えるのが優先事項のはずです。
メディアを通してそれをする必要はありません。
たとえば、酒井法子氏などは裁判員制度に関する映画に出演するなど公的な仕事をしていたのにも関わらず、覚醒剤取締法違反で逮捕されましたから、世間に対して謝罪することは一定の合理性がありましたけど、吉澤容疑者はそれとは違うわけです(覚醒剤所持は直接の被害者もいない)。
しかもマスコミはヘリを飛ばす等、保釈後の吉澤被告を執拗に追いかけるのですから、これでは被害者とコンタクトも取れないでしょうし、いくらなんでもやりすぎというものです。

また今回の報道で気になるのは「元モーニング娘。の吉澤被告(容疑者)」といって、見出しに必ず”モーニング娘。”を付けるところです。
吉澤被告がモーニング娘。を脱退したのは07年5月ですから、もう10年も前のことですぜ。
在籍中の事件ならば連呼してもいいのでしょうけど、これもまたやりすぎというものです。「タレントの吉澤被告」と報じるだけで十分事足ります。
それを「元モーニング娘。」と連呼するというのは、グループの看板に傷をつけるための悪意に満ちた報道というより他ありません。
モーニング娘。はメンバーを入れ替えながら現在も地道に活動しているわけですから、現役メンバーへの配慮があってしかるべきです。

このような報道は元KAT-TUNの田中聖氏が大麻取締法違反容疑で逮捕されたときも同じでした(不起訴処分)。
メディアは「元KAT-TUN」を大見出しにしていましたけど、田中氏はすでに脱退していたのですから「ミュージシャンの田中聖容疑者」でよかったはずです。
”元KAT-TUN”といった方がわかりやすいのだとしても、それは当人を説明する文章のなかに挟みこめばいいだけのことです。見出しで連呼する必要はありません。
当時のKAT-TUNは充電期間中だったものの、解散していたわけではなく、18年1月から活動を再開しましたけど、この田中氏の報道によってその再開がなくなっていたら、メディアの責任は重大でした。

しかもメディアはこの”元~”をご都合主義で使い分けていて、清原和博氏が逮捕されたときは「元プロ野球選手」「野球解説者」という報じ方でした。
吉澤被告や田中氏に倣えば、「元西武ライオンズ」「元読売ジャイアンツ」が正しいはずです。
元プロ野球選手や元Jリーガーの犯罪では所属球団・クラブの名前をいわないのはどういうわけなのでしょう?
ヘリを飛ばす労力を割いて、そっちを説明して欲しいものです。
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