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もうひとりの半端ない大迫、流行語は決まり!

大迫傑、日本人初の2時間5分台!

大迫選手は佐久長聖高校から巣立っていったランナーということで(出身は東京)、私の住む長野県では”準地元選手”という扱いですから、この2018シカゴマラソンで2時間5分50秒を叩き出したというニュースはかなり大きく報じられていました。
結果は3位ながら、4分台を持つ選手が3人・5分台を持つ選手が2人も出場した世界最高峰の大会(ワールドマラソンメジャーズWMM)のひとつにおいて、終盤まで先頭に食らいつきながらのレースでしたから、これは本当に凄いことです。
大迫選手は昨年のボストンマラソン(WMM)でも3位でしたし、瀬古利彦が「世界で戦える」と評したように、”OSAKO”の名は世界のマラソンシーンにはっきり刻まれたといっていいでしょう。
(※シカゴ優勝はモハメド・ファラーの5分11秒。)

もちろん、2020東京五輪に向けても、我々は自分の国にメダル候補がいると胸を張っていうことができます。
ここ何回かの五輪で、マラソン解説者が「男子も気象条件やレース展開によってはメダルの可能性があります」といっていましたけど、あれは全部嘘です。テレビ的なコメントにすぎません。
ですが、東京五輪ではそれが本当になります。我々は”メダルを獲るかもしれない”という期待を込めて真剣にレースを見守ることができるんです。ワクワクしてきますね!

そして今回の大迫選手の快挙ではタイムの他にも”褒賞金1億円”が大きな話題になりました。
これは〈日本実業団陸上競技連合〉が2015年に立ち上げたプロジェクトで、ようするにマラソンで日本新記録を更新させるための”ニンジン作戦”です。
なにしろ、マラソンの日本記録は男子が02年(高岡寿成)から、女子は05年(野口みずき)からピクリとも動いておらず、”このままでは東京五輪で惨敗し、日本のマラソンは下火になる”という危機感がこの大盤振る舞いに踏み切らせたというわけです。
すると、このニンジンはやっぱり効果てきめんで、特に男子の好記録が増え始めると、今年2月の東京マラソンでは設楽悠太選手が16年前の記録を5秒更新する6分11秒!もちろん笑顔の1億円ゲット!
今回の大迫選手はそこからさらに21秒ですから、日本人ランナーの限界はまだまだ先にあるといっていいでしょう。

…しかし、そうなるとちょっと心配なのは実業団連合のお財布の限界ですよね。
プロジェクトの概要を見ると、”東京五輪選考大会が終わるまで”はこの1億円が続くそうですから、まだあと1年半もあるんです。〈日本経済団体連合会〉が支援するプロジェクトとはいえ、あと何度か嬉しい悲鳴が響くに違いありません。
かつて、棒高跳びのセルゲイ・ブブカは世界記録を出す度に祖国ソ連から褒賞金が出ていたので、わざと1cm刻みで更新し、それが30回を超えるという離れ業をやってのけましたけど、日本にもがめつさをパワーに変える選手が出てきて欲しいものです。

次は女子に期待!
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