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2019四大陸フィギュア・男子シングル(前)、これが宇野昌磨の生き様だ!

2019四大陸フィギュア男子シングルは、羽生結弦とネイサン・チェンが出場しないということで、優勝候補筆頭は宇野昌磨。
というより、実力・実績的に優勝以外ありえないような状況。
ところが、全日本のときと同様に右足首を捻挫しているとの報道とともに、公式練習でもジャンプをあまり跳んでいないという情報が。
”シルバーコレクター”というありがたくない仇名を持っている男だけに、やはり”持っていない”のか…。
その懸念通り、SPではジャンプ構成を抑えめにしてきたにも関わらず、4Tお手つき、3S+3Tステップアウト、3Aは成功という、不安たっぷりの内容で91.76(TES46.94・PCS44.82)。SPは4位に留まりました。

SPで首位に立ったのは、4Lz+3Tを着氷し、4Sが地元判定で回転不足がスルーされたヴィンセント・ジョウ。100.18(57.93・42.25)。
アナハイムのお客さんは喜んでいたみたいですけど、興行のためとはいえ、こういう贔屓は本人のためにならないと思うんですけどね…。
2位は安定感が光るニューカマー、チャ・ジュンファン。4S、3Lz+3Lo、3Aをきっちり揃えて97.33(54.52・42.81)。採点はちょっと甘め。この選手はジャンプまでの助走が長いのでGOEが低くなるのが妥当ではないでしょうか。
3位は4Lzステップアウト、4T+2T、3Aの金博洋。表現面は見せ場を作るも、ジャンプミスがもったいなかったです。92.17(49.85・42.32)。

宇野くんと上位2人の点差は、万全ならばFSでの逆転は不可能ではないところですが、足首に故障を抱えながらでは厳しいか…。
SPが終わって、私も優勝はチャではないかと予想していました。今季は安定感抜群ですからね。

しかし、中1で迎えた2月10日の男子FS、宇野昌磨が予想を覆すパフォーマンスを見せてくれました!
最終グループ先頭で滑り出した宇野昌磨、まずは4Fを鮮やかに決めると、4Tもばっちり、3Loは置きにゆく感じの着氷ながら、気合十分の立ち上がり。
的確なスピンでちょっと休憩をはさみ、イーグルで彩るコレオ、そして中盤の鬼門、4T+2Tも珍しく成功!
ややバランスを崩し気味でしたけど、怪我で増した集中力で制御したのか、これも一種の怪我の功名(本当の意味は違います)。
後半ボーナスパートでは、3Aを鮮やかに決め、『月光』のピアノが高鳴るなかの3A+1Eu+3Fは惜しくもステップアウト、さすがに足にきている。
しかし3S+3Tは執念でねじ伏せ、ステップシークエンスでは鋼がたわむような力強さ。動かない足を気持ちで引っ張った。
そして結びのコンビネーションスピンをきっちり回り切った宇野昌磨は、力を使い果たしたかのように崩れ落ち、その場に突っ伏して動けないという劇的フィニッシュ。
圧巻の演技内容とともに、「たまらない!」と叫んだひとも多いかもしれませんね。
それにしても、本当によくやり切りました、これが宇野昌磨の生き様だ!

宇野くんはリンクサイドに引き上げるときの表情も呆然自失といった感じで、まるで演出をしているかのよう(プロレスなんかでよく見ます)。
ヒーロー症候群とでもいいますか、このところの宇野くんはフィギュアスケーターとしての自分の個性を発見したのかもしれませんね。存在感が増していると思います。ぜひ、この路線で突き進んで欲しい。
FSの197.36(104.48・92.88)、合計289.12!
審判も宇野くんの演出にしてやられたのか、想像より高いスコア。
あきらめていた優勝がほぼ手中に収まりました。
これが宇野昌磨の底力だ!
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