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3月3日といえば

3月3日といえば雛祭り。
私の住む長野県には多様かつ絢爛な雛人形文化が存在していて、各地で色んなイベントが開催されていますけど、全国でも各ご家庭でお人形を飾ったり、美味しいものを食べたりしたのではないでしょうか。
桃の節句はちょうど春めいてくる頃ですし、ちょっと心も浮き立ちますよね。

ただ、高校や大学の入試を控えるひとたちやそのご家族にとっては、いまが一番張り詰めた時期なのは間違いありません。
七段飾りもラーニングピラミッドのように見えて、余計にストレスを感じたりして。
そんなですから世間一般でも受験生に気を使って、節分や端午の節句に比べてイベントも控え目な気がします。
それを避けるためにも、たとえば雛祭りは地域によっては4月3日(旧暦3月3日)に催すこともあるそうなので、そっちに移すという手もあるかもしれません。
4月3日だと入学祝いと重なって、盛り上がりに拍車がかかるかもしれませんし、そもそも桃の花だって咲くのは4月からですしね。

その入学祝・卒業祝いといえば、中学を卒業する子へのプレゼントランキングに、”イヤホン”が入っているのは、一昔前には考えられませんでした。
これはもちろん”スマホ”のせいです。
内閣府の統計調査でも、高校生からスマホの所有率が急増するので、その必須アイテムであるイヤホンがプレゼント候補として急浮上するわけです。
お洒落なものやワイヤレスのものだと値段や品質的にもちょうどいい感じになりますしね。

そのように、スマホの普及に合わせて、日本のヘッドホン市場はここ数年で急速に膨らんでいます。
特に2017年頃からはワイヤレスが人気で、2018年には価格も形態も多種多様になり、前年同期の10倍も売れた月もあるというのですから驚きです。
ワイヤレスタイプは今後もどんどん進化していって、より小型軽量化・長時間バッテリー化し、価格も安くなってゆくでしょうから、いずれは一日中イヤホンをつけているようなひとも出てくるかもしれません。

しかし、そうなると危なくなってくるのは”耳”です。
〈ヘッドホン・イヤホン難聴〉なんて言葉を耳にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
耳の有毛細胞は「大きな音を聞き続けることで破壊されてしまう」そうですが、イヤホン・ヘッドホンは密閉性が高いので、特に危険だともいわれています。
傷ついた有毛細胞は”回復しない”とのことなので、注意が必要です。

ちなみに、国際的にいえば、専門家からの危険性の指摘はもう何年も前からのことです。
世界保健機関(WHO)も度々それを行っていますし、今年(2019年)2月にも「世界の若者(12~35歳)の半数近くに当たる11億人が難聴になる危険性が高い」との警告を出しています。
同時に、国際電気通信連合とともに「1週間に大人で80デシベル、子供で75デシベルを40時間」という安全基準も示し、スマホなどの機器を販売する企業にも音量をどのくらい聞いたか明示する機能などの付属を求めています。

ただ、残念ながら日本ではこういうことはあまり報道されませんし、国やマスコミからの危険性の喚起もほとんどありません。
その理由はおそらく”市場経済”だと思います。
耳に関係するのは、音楽、映像作品、舞台芸術、ゲームなどなどありますし、「テレビを長く観るのもよくない」といわれればマスコミだって口を閉ざしたくなります。
3・11大震災のときの節電の呼びかけでも、「観ないときはテレビを消してください」とは絶対いわなかったのと同じです。
3月3日は語呂合わせで〈耳の日〉でしたけど、NHKなんて”ラジオをもっと聞こう”って感じのキャンペーンをしていましたしね…。

耳を労わると同時に、耳に痛い話をする日にはならないようです。
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