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ネスレ日本はいいところに目をつけた

スシボンバー高原直泰が2015年に沖縄に渡り、クラブチームを立ち上げ、そのオーナー兼監督兼選手になったのはかなり唐突でしたけど、今度は〈沖縄コーヒープロジェクト〉なるものに携わることになったというのですから、プレイ同様、いやそれ以上の意外性です。

この4月17日(2019年)に開かれた記者会見によると、ネスレ日本株式会社が高原の沖縄SVを誘い、名護市と琉球大学と一緒になって、いわゆる産学官連携でコーヒー農園を作ってゆくというんです。
現在の沖縄は農業従事者が高齢化し、後継者不足と耕作放棄地が問題になっていて、それを解決するためのプロジェクトみたいですね。

コーヒーというのはなかなか難しい農作物で、北緯25度線から南緯25度線を目安とする〈コーヒーベルト〉という熱帯・亜熱帯の地域でしか栽培することができないといわれています。
一般的に知られる生産地も南米やアフリカや東南アジアなどですし、我々日本人にとっては昔から”外来品”という印象です。
しかし、実は日本産コーヒーというのはゼロではありません。
コーヒーベルトになんとか引っかかっている沖縄の一部と小笠原諸島でわずかながらに生産されているんです。
もちろん、生産量が少なくて、商業ベースに乗っておらず、買おうと思っても買えるものではありません。
生産者と契約している極一部の店舗だけで味わえるようです。

近年、コーヒーの人気と需要は世界規模で大きな高まりを見せています。
その牽引役は中国と東南アジアであり、その理由が経済発展なのはいうまでもありません。
また、彼らはコーヒーを飲むだけではなく、栽培にも積極的になってきています。
収穫量もそうですし、品種でいっても東南アジアではロブスタ種が多かったものの、最近ではアラビカ種(一般的に美味しいとされる種類)にも力を入れ、スペシャルティコーヒー(栽培方と生産方が管理され、ある程度権威ある協会が品質を認定した豆)の種類も増えています。

その流れのなか、ここ2、3年で名前を聞くようになったのが〈台湾産コーヒー〉です。
台湾といえばお茶のイメージでしたけど、気候的にはかなりコーヒーに向いているそうなんです。
それを知ったとき、私はすぐに沖縄のことを思い浮かべました。
沖縄と台湾は、古は「兄弟の島」と呼ばれたくらい距離が近いんです。
それなら沖縄だってコーヒーの産地になる可能性は十分あるはずです。
(沖縄でも尖閣諸島が一番コーヒーベルト寄りなので、栽培できたら色んな意味で面白そう。)

コーヒーベルトに入っているというのは、天啓のような”地理的要因”です。
沖縄はその”地理的要因”によって米軍基地を抱えていますが、それを”負”だとしたら、コーヒーは正ということができるでしょう。
私は今回の沖縄コーヒープロジェクトを心から応援しています。
美しい海と美味しいコーヒーの島になったら、本当に素晴らしいですよね。
もちろん、サッカーももっと盛んになって。

日焼けした高原直泰の容貌がコーヒー豆によく似ているなあと思いつつ、そんなことを夢見てしまいました。
ネスレ日本が高原に声をかけたのもそれが理由だったりして。
ちなみに私はお寿司を食べたあとは必ずコーヒーが飲みたくなります。
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