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2019女子W杯、GSスコットランド戦 見えてきたスタメン

GS初戦で最も格下のアルゼンチン相手に引き分けに終わってしまったなでしこジャパン。
2戦目のスコットランド戦で、もし負けたり引き分けたりしようものなら、まさかのGS敗退もありうる状況に。
そこで高倉麻子監督が下した決断は、若干のメンバー変更
2トップの一角に仕掛けが得意の岩渕真奈、左MFにフィジカルと身体能力のある遠藤純19歳、CBにビルドアップに定評のある市瀬菜々。
初戦で足りなかった攻撃への意識を、この3人の起用によって、明らかにさせたかったということでしょう。

そうしてチームとして”勝つ”という意識で統一されたなでしこジャパンは、序盤から前に重心を置き、スコットランドを押し込みます。
両SBやボランチもリスクを負って攻撃に参加するなでしこの攻撃は、迫力があっただけではなく、ボールとひとがよく動き、スコットランドの出鼻をくじいたといっていいでしょう。
特に菅澤優衣香が相手DFに競り勝ち、かなりの脅威を与えていました。

すると23分、相手のクリアミスを遠藤が上手く拾って、すぐさまゴール前へパス、そこで待ち構えていた岩渕が豪快ミドル!無回転だっただけに相手GKも反応しきれない!日本が待望の先取点を奪取!
最初からギアを上げていっただけに、これは大きな得点。
自信と余裕が出てくるはず。

逆にスコットランドの混乱はさらに深まった様子で、チームにリズムが出てきません。
スコットランドは初戦黒星スタートだっただけに、”負けられない試合”でしたけど、”引き分けでもいい”という思いがどこかにあって、攻守のバランスが中途半端になっていたのかもしれませんね。

36分には右SBの清水梨紗のロングクロスに菅澤が反応したところ、相手DFが襟首を掴んで引きずり倒す格好になってのPK。
これを菅澤が冷静にGKの逆をついてのキックで追加点!よっしゃああ!
菅澤さんも風格でてきた!

前半終了間際はスコットランッドに少し攻め込まれるも、慌てず凌ぐと、ロスタイムにはボランチ杉田妃和のシュートがクロスバーを叩く惜しい場面。流れは渡しませんよ!
杉田はアルゼンチン戦の反省からか、この日は積極的で良かったです。覚醒のときは近いですね。

後半もなでしこは攻守に渡っていいバランスを維持。
スコットランドもやや開き直って自分たちのサッカーを取り戻すも、そこまで危なげはありません。
13分の中島のシュートは決まって欲しかった。
それにしても、菅澤・岩淵・中島依美・遠藤の攻撃陣は、これまであまりやっていなかったセットだと思うんですけど、これがいまのベストな前線だと思います。
まったく違った特徴を持つ4人の連動は見応えがありました。
菅澤と遠藤は守備でもきっちり貢献していましたしね。

しかし、風向きがはっきりと変わってきたのは、21分の遠郷→小林里歌子から。
この意味がよくわからない交代以降、スコットランドが攻勢を強め(スコットランド側も交代カード)、日本は押し込まれる形に。
やはり”2-0は危険なスコア”なのか。
33分にはスコットランドがFKから捨て身のヘッド!これを弾いたのはポスト!
ふう、助かったあ。

36分には岩渕を下げて長谷川唯を投入。
高倉監督にしたら、中盤を厚くしてスコットランドの攻めの起点を潰そうとしたのでしょうけど、なんの効果もありませんでした。
2枚カードを切った高倉監督でしたけど、むしろ交代する度にバランスが悪くなったような…。

そうして凌ぐ時間が続くなでしこでしたが、ここで光ったのが市瀬の気の利いたカバーリング。
危険な箇所を手当てしまくりでした。
これはスタメン取ったかも。
…なんて思った、43分、その市瀬がビルドアップで無警戒な横パスをしたところ、それを相手FWにかっさらわれ、豪快にミドルを叩きこまれて、2-1。
なんだか背中が寒くなってきました。
市瀬のスタメンも不確定になりましたね。
(そもそもなでしこ全体として横パスが多すぎ。チームとして癖になっているのかも。)

このゴールでスコットランドは俄然圧力をかけようとしますが、なでしこたちは慌てずにそれを捌き、残り時間がすくないこともあって、なんとかゲームセット。
ほっとしました。
これでGS突破はほぼ確定です!
(※女子W杯は24ヶ国6グループでGSが行われるため、3位チームも勝ち点によっては決勝Tに進出できます。)

この試合のような集中力と闘争心があれば、この大会も先が開けるというものです。
W杯初出場の若手たちも、そろそろ足が地についてくる頃でしょうし、次の難敵・苦手イングランド戦も楽しみです。
決勝トーナメントの組み合わせを見ると、このグループDは1位も2位も、どちらが楽ともいえないものがありますが、3位通過となると、1回戦でフランスかドイツと当たってしまうため、これだけは避けねばなりません。
この大会はアメリカ、ドイツ、フランスの3強ですからね。
となれば、イングランド戦では最低でも”引き分け”が求められます。

高倉監督の采配と、選手たちのクレバーな試合運びに期待しましょう!
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