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2019W杯、なでしこジャパンの面々を書き留める(前)

不運なPK判定によるベスト16での敗退となったなでしこジャパンの2019W杯。
昨日6月27日に帰国したなかで、高倉麻子監督は欧州女子サッカーの活性化に「日本は置いて行かれる」との危機感を示し、来年の東京五輪に向けて気を引き締めていました。
GSでの不甲斐ない戦いの連続により、一部では”解任論”も流れていた高倉監督ですが、決勝トーナメントのオランダ戦で好ゲームを展開したことで、どうやら続投のようですね。
まあここまで来たら高倉監督自身が育てた若手たちと一蓮托生で突っ走ってもらうしかありません。

このW杯でのなでしこジャパンは平均年齢24歳という若いチームで、明らかに来年を見据えたメンバー選考でした。
ある意味W杯を練習台にしたのですから、東京五輪では”メダル”は至上命令といっていいでしょう。
そのメダルの可能性でいうと、このW杯では若手たちも確かな成長を見せていましたし、大いに期待してもいいと思います。
我々もそう期待して、なでしこリーグや代表戦を応援し、彼女たちに力を送ろうではありませんか。
そんなわけで、あとあと振り返るために、このW杯での代表チームの面々を覚書程度に残しておくことにします。
私の主観ですので、失礼があってもご容赦を。

18GK山下 杏也加(※追記:番号は18番でした。すみません)
4試合すべてにフル出場し、正GKの座をがっちり掴んだ彼女、欠点らしいところはハイボールの処理くらいで、シュートへの反応の良さと足元の技術は、すでに歴代ナンバー1といってもいいでしょう。
しかし、残念ながら強豪国のGKに比べると、まだまだ実力が1段2段落ちるのもまた事実。
その差を埋めるためにも、彼女にはぜひ海外挑戦して欲しいと思っています。GKの成長はやはり環境です。

3鮫島彩
チーム最年長の32歳(6月16日)でありながら全4試合にフル出場し、類まれなスタミナと積極性で暴れまくった鮫島さんには本当に頭が下がります。東京五輪も元東京電力女子サッカー部員として、東北のひとたちを元気づけるプレイを披露してくれるに違いありません。
問題は、この鮫島彩を脅かす若手がいないことです!

4キャプテン熊谷紗希
オランダ戦の不運なハンドによって悔し涙を流した彼女ですが、試合後は前向きなコメントを出していたので少しほっとしました。大舞台でのミスというのは心に大きな傷を残すこともありますからね…。
いうまでもなく、熊谷はなでしこジャパンになくてはならない選手です。サイズ・技術・経験という三拍子が揃ったディフェンダーは他に見当たりませんし、彼女がいない代表を想像すると気が遠くなります。後継者が出現するまで、ずっと日本の最終ラインに立っていて欲しいです。
そんなキャプテン熊谷ですが、今回は若いチームということもあって、”自分が引っ張らなくちゃ”という意識が空回りしていた印象です。初戦のアルゼンチン戦で若手がガチガチだったので余計にそうなってしまったかもしれませんね。
若手たちもこの4試合でずいぶん成長しましたし、今後は熊谷ももうちょっと自分のプレイに集中できることでしょう。
東京五輪も頼みますぜ!

5市瀬菜々
2試合目のスコットランド戦からCBで起用された21歳の市瀬は、巧みなカバーリングを見せ(横パスのミスもありましたけど)、
残りの試合もレギュラーとして出場することになりました。
身体が小さく、身体能力もさして高くない彼女が、読みや気持ちの強さでイングランドやオランダの屈強なストライカーたちと張り合ってゆく姿は熱いものがありました。
日々の刻々の鍛錬や自問自答が見えてくるようなドラマを感じました。
フィジカル面からいえば、代表に入り続けるのは難しいと思いますけど、それでも彼女なら食らいついてゆくような気がします。

6杉田妃和
なでしこの未来を担う存在であるボランチの杉田は、初戦ではじれったいほど消極的だったものの、次の試合からは開き直ったように大胆なプレイを披露し、完全にチームの心臓として機能していました。相方の三浦成美が肺だとすれば本当にいいコンビです。日本が世界に誇るダブルボランチです。
今後はよりリーダーシップを発揮し、なでしこの”顔”になることを期待しています。
技術が高く、常にエレガントにプレイしつつも、ここぞというときに刃を抜く彼女は、本当に魅力的な選手ですし、いずれは世界でも人気を獲得すると思います。
ヨーロッパのクラブからのオファーも届いているはず。

8中島依美
「ここ数年のなでしこのエースは誰か?」といえば、間違いなくこの中島依美ですけど、チームが思うような成績を挙げられず、どことなく地味な印象なのは否めませんが、今大会でも爪痕を残すことなく終わってしまいました。
しかし、彼女の安定したパフォーマンスはチームに対して、計算通りの貢献をしていることも忘れてはなりません。戦術的にはとても貴重です。
しかし、籾木結花の台頭でポジションは盤石ではありません。”エース”がそれをどう守るのか、今後に注目しましょう。
(続きます。)
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