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わらえない独裁者

ムン・ジェイン政権に代ってからの韓国が、あらゆる面で”反日”を強化したことにより、日本でも”嫌韓”が広がった昨今、これまで”親韓”だったメディア、特にテレビは嗤韓(韓国をわらう)にシフトしています。
狂ったような親韓コメンテイターが反発していますが、この流れは変わらないでしょうね。

その嗤韓でいうと、最新のターゲットはタマネギ男の異名を持つチョ・グクです。
ムン大統領の最側近であり、後継者とも目されているチョ氏は、ムン政権発足直後から大統領府民情首席秘書官として侍っていましたが、この2019年9月から法務部長官(日本でいう法務大臣)のポストに就くことが確実視されていました。
ところが、そこでチョ氏に数々の疑惑が浮上したのです。
家族が絡んだ私的ファンドのインサイダーや官製談合、相続税脱税、法学修士論文のパクリ(日本の研究者から)、娘の大学入学での経歴詐称、息子の兵役延長などなど、韓国の特権階級がよくやるセコイ不正のオンパレードです。
こうして、むいてもむいても疑惑が出てくるところから、韓国メディアが”タマネギ男”と命名したのを、日本のメディアも面白がって伝えているわけです。

特に娘の大学入学の不正は、前のパク・クネ政権が躓いた一連の〈チェ・スンシル事件〉でも似たようなことがありましたから、日本のメディアも強い関心を寄せています。
ひょっとしたらムン政権も倒れるのではないか、という危機感を煽るのはもちろん、不正の手口があまりにも杜撰なので、テレビではそれを面白おかしくいじっています。
高校生のときに医科学研究所で2週間のインターンを経験している間に、病理学の専門誌に乗せる論文の第一著者になって、その実績で難関大学に入学するとか、確かにアホな話です。
ワイドショーのネタにもぴったりです。
加えて、超学歴社会の韓国では、世論が大学入試不正を蛇蝎のごとく嫌っているため、その反発もまた凄まじく、その姿もテレビ的には画になるのでしょう。
そういう韓国社会もまた嗤韓の対象というわけです。

そのように世論もチョ氏の法相就任にはかなり否定的でしたが、ムン大統領は指名を強行しました。
テレビでは「チョ氏を守るため」と説明している番組が多かったはずです。
指名を見送れば疑惑を肯定することになってしまいますし、法相に就任した方が検察に圧力をかけやすいという論法です。
まあ、それはそれでわかります。
しかし、わからないのは、なぜムン大統領がそこまでしてチョ氏を守るのか、ということです。
報道番組でもワイドショーでもそれを教えてはくれません。
そもそも、ムン大統領はなぜチョ氏を法相にさせたいのかもいいませんしね。

ムン大統領が就任時から公約として掲げていたのは、検察改革と選挙制度改革でした。
韓国の政治というのは、保守と革新が交互に政権を獲ってきたわけですが、任期が終わると大統領を始めとした前政権の人間が逮捕されるのが常となっています。
これは前政権に批判的なひとたち(多くは現政権)が”疑惑”をメディアにリークし、それを知った世論が沸騰し、検察がそれに動かされる形で捜査を強行するからです。
それは法的に正しい場合がほとんどですが、ときには世論に押され、パク・クネ前大統領の案件のように法を超えた形になってしまうこともないわけではありません。
それが「国民情緒法の国」と揶揄される所以です。
そこで検察が暴走しないよう政治でコントロールしようと考えているのが、ムン大統領の改革なのでしょう。

そして選挙制度改革。
まずは大統領の任期。現在の5年1期は軍事独裁政権時代の反省から権力が集中する期間を短くしたものだそうですが、これだと長期の政策が打てませんし、レームダック化が早く来てしまうので政権が仕事をする時間が短すぎるのか、4年2期(再選1回)という世界標準の形にしようとしているようです。
また、これと同時に、国会議員選挙でも比例代表の議席を増やし、与党が安定多数を握りやすくなるよう制度を大きく変えようとしてます。
ある程度長期の政権の方が国内的にも外交安全保障的にも混乱が少ないというのは確かです。
韓国にとってはその方がいいのかもしれません。

しかし、冷静に眺めて見ればわかるんですけど、上記が実現すると、ムン大統領の権力はとてつもなく増大します。
これは日本のメディアではほとんど報じられていませんが、
ムン大統領は、政権人事や司法人事を独断で進め、政策に関しても与党とすり合わせをせず、かなり独裁的な人物といわれています。
その独裁者が”長期政権”を強く望み、世論の反発のなか、自分の最側近をその改革の旗頭にしようとしているのですから、その意志は強固といっていいでしょう。
ムン大統領はチョ・グク氏を守ったのではなく、自らの決意を守ったのかもしれません。

では、そんなムン政権が目指す未来の韓国とはいったいなんなのか、それは”ワン・コリア”です。
韓国と北朝鮮がひとつになり、世界に冠たる国になることだそうです(日本に勝つともいっていました)。
その理想実現のためには、まずは自らが韓国を完全に掌握し、どのような反対があっても北との統一を押し進めるということなのでしょう。
そうやって誕生するワン・コリアとはどういう国なのか、それは現代の小中華です。
中国のように独裁政権が支配し、自らの欲を最優先させる国です。
ワン・コリアというのもそもそもワン・チャイナのパクリにしか思えません。
一国二制度や南北の経済格差も、独裁政権ならば国民を黙らせることができますしね。

日本のメディアは”独裁者”が大嫌いなはずですけど、隣国で新たに危険なそれが生まれようとしているのに、わらって眺めているのですから、おかしなものです。
チャップリンなら映画にしたかもしれませんね。
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