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チョウ監督のパワハラ問題

去年2018年のスポーツ界は、”パワハラの当たり年”と呼んでもいいくらい色んなことがありましたけど(パワハラではない事案も含め)、今年もまだそれは終わっていないようです。
8月に浮上した湘南ベルマーレのチョウ・キジェ監督のパワハラ疑惑に対し、今日10月4日、Jリーグはそれを事実だと認め、制裁を科す決定を発表しました。
チェ監督のハラスメントにより、出勤ができなくなったスタッフがいたり、移籍せざるを得なくなった選手がいたことを重く受け取めたわけです。

会見を行ったJリーグの村井満チェアマンらが語った内容は、選手やスタッフを精神的・肉体的に追い詰めるまさにパワハラですし、”指導”の域を超えたものだったといっていいでしょう。
村井チェアマンはこれを「不法行為及び暴行罪になり得る不適切な行為」とまで断罪していました。
Jリーグの理念のひとつである「豊かなスポーツ文化の振興及び国民の心身の健全な発達への寄与」とはまったく相いれないものだけに、厳しい判断は当然です。

ならば、”罰”もかなり重いものになる、そう誰もが確信したと思うんですけど、Jリーグが下したそれは、チョウ監督にはけん責と5試合の出場資格停止、湘南ベルマーレにはけん責と200万円の罰金。
チョウ監督はすでに出場自粛を5試合しているため、それでこの制裁は課されたことになり、次から指揮を執っていいそうですし、罰金200万円って、サポーターのコントロールが出来なかったときと同じ額なんですけど…。
厳しいんだか甘いんだかわからない裁定でした。

ただ、個人的にいわせてもらえれば、私はチョウ監督のコーチングも”あり”なんじゃないかと思ってます。
欧州の有名監督でも軍隊式だの熱血漢だのといって、パワハラめいたコーチングをするひともいますし、サッカーみたいな闘争心が要る競技では、それは完全に排除できません。
もちろん、それはあくまで選手に対してですし、チョウ監督のようにスタッフの人格や存在を傷つけるのはいただけません。
また、選手に対してであっても、その選手がその激しいコーチングに納得しているかどうかも重要でしょう。

ちなみに、湘南ベルマーレは早い段階からチョウ監督の擁護に回り、パワハラを問題視する姿勢はまったく見せませんでした。
自粛させるだけで解雇しなかったのもそのせいでしょう(本人は辞めたがっているようにも)。
つまり、湘南ベルマーレは自分たちのクラブは”パワハラ容認”だと高らかに宣言したわけです。
それならそれで”あり”でしょう。
もっとも、湘南と関わろうとする選手やスタッフはそれを覚悟せねばなりませんし、サポーターはクラブの方針を受け入れるかどうかを判断せねばなりませんけどね。
私は人権をないがしろにしてまで強くなろうというクラブに興味津々です。
湘南の経営権を持っているのはあの〈RIZAP〉ですし、やはり結果にコミットすることが大事なのでしょう。

そうそう、”人権”でいえば、神奈川県と神奈川県人権啓発活動ネットワーク協議会は、以前から湘南ベルマーレと連携して啓発活動を行っていますけど、この9月29日のホームでの試合でも合同イベントが催されていました。
パワハラ疑惑の真っただ中だというのに、冗談みたいなことしますよね。
マスコットキャラの人KENまもる君が、被害にあった選手やスタッフは守ってくれるショーでもやれば面白そうですけど、もちろんそんなことはありませんでした。
神奈川県が守りたがっている人権って、一般の日本人のそれではなく、”特定のひとたち”のそれでしょうから、まもる君も今回のパワハラは見て見ぬふりをしたのでしょう。

問題を起こした監督の国籍が日本で、被害を受けたスタッフや選手が”特定のひとたち”だったら、どえらい騒ぎになっていたはずです。
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