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即位礼正殿の儀と虹

令和の時代が始まってはや半年弱、今日10月22日は待ちに待った〈即位礼正殿の儀〉でした。
これは天皇陛下が国の内外に向け、その即位を宣明するという儀式ですから、5月1日の〈即位の礼〉のときに比べるとかなり華やかなものになります。
新天皇のお披露目という意味でも、今日は国民的な”晴れの日”でした。
ただ、この日は朝からあいにくのどしゃぶり。
午前中の〈即位礼当日賢所大前の儀〉では風も強く、ちょっと心配なほどでした。
ところが、午後1時の即位礼正殿の儀の直前、その雨がぴたりと止んで、東京には虹も出たというのですから、なんともドラマティックです。

その清々しい陽光のなか、皇居・松の間に据えられた高御座(玉座)と御帳台(皇后御座)の荘厳さも際立ち、皇族方の古式ゆかしい衣装も美しく映えていました。
これらは5月にはなかったものですから、テレビで観ていた私も気分が高揚しましたし、侍従と女官によって高御座と御帳台の御帳が開けられ、両陛下のお姿が現れたときの興奮は言葉にできませんでした。神々しいというのはまさにこのことですね。
儀式に参列していた国内の約1600人、外国の元首や王族などを含む約400人のみなさんも大いに感激なさったのではないでしょうか。

そして陛下のおことば。
「さきに、日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承いたしました。
ここに「即位礼正殿の儀」を行い、即位を内外に宣明いたします。
上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間、常に国民の幸せと世界の平和を願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その御心を御自身のお姿でお示しになってきたことに、改めて深く思いを致し、ここに、国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。
国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします。」
上皇陛下への尊崇の念と、象徴天皇たる決意、そして国民の幸福と世界の平和を祈念するお気持ち。
天皇というのは日本の良心であり、陛下は日本と日本国民が世界にとっての良心であることを望んでおられるように感じました。

続いて安倍晋三総理大臣の寿詞があり、その音頭での万歳三唱。
私もテレビの前で相方と一緒に思いっきり両手を上げました。
天皇陛下、バンザーイ!
気分は最高ですね!

予定ではその後、パレードが催されることになっていましたが、台風19号の被害を鑑み、”政府判断”で11月10日への延期となりました。
陛下の御心がそこに反映されていたとしても、”天皇は政治(今回は国事行為を行うか否か)に介入しない”というのが原則ですから、国民の方もそこは黙っているのが良識であり、それが陛下の御心への御礼です。

それにしても、どしゃぶりのあとの虹というのは、いまの日本の置かれた状況を見ると、なんとも意味深なものがあります。
長く続いた不況の時代はようやく終わりが見え、晴れ間がのぞいた日本ですけど、かといって順調に成長しているわけでもありません。
欧米では、政治や経済を含むあらゆる面でのリーダーシップの欠如により社会が停滞してゆく様を「日本化する」といって、揶揄されています。
低成長が終わったとしても、新たなる躍進がなければ、停滞のイメージから抜け出せないんです。
その躍進という名の虹をかけるためにも、我々国民ひとりひとりの努力や叡智、決断や選択によって、日本をよくしてゆかねばなりません。
陛下はいつだってそれを応援してくださっています。

みんなでがんばってゆきましょう!
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