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豆腐も風呂に浸かりたい

今年2019年の冬は、あきらかな暖冬傾向で、もうすぐクリスマスやお正月だというのに、なかなか気分が盛り上がってこないのは私だけではないかと思います。
まあ、私の住む長野市は、冬はけっこう身体にこたえるので、このままっでもいいんですけど、寒い時期は寒く、暑い時期は暑くないと、経済的にはおかしくなるそうです。
売れるはずのものが売れなくなるのですからね。
衣料品関係はもちろんですし、なんといっても”食べ物”にも大きな影響があります。
食品メーカーが出しているデータを見ると、特に”鍋物”なんかは頻度が減ってしまって、それにともない鍋用野菜やポン酢やタレの売り上げが大きく落ち込む傾向にあります。
消費者側の実感からしてもそうだと思います。家庭でもあんまり土鍋が活躍しなくなりますし、忘新年会でもなんとなく鍋物を選ばなくなってしまうものです。

また、生産者側でいえば、露地野菜が生育しすぎちゃって値崩れを起こしちゃうのは確実です。
昨年もそうでしたけど、またすぐにニュースで「出荷できずに処分しなければならない」という農家の悲鳴が聞こえてくることでしょう。
近年は暖冬の年が多いので、地球の気温がそういうサイクルに入っているのかもしれませんね…。
(※かといって小雪というわけではなく、寒波がやってきてドカっと雪が降ることも多くなっているので注意しましょう!)

というわけで、我が家でも今季はほとんど鍋料理をしていません。
トン汁や鱈汁なんかはまだ一度もやっていません。
思い返すと、白菜や大根もあんまり買っていませんね。
そんななか、マイブーム(死語!?)になっている鍋があるんです。
それは”湯豆腐”。
最近ふと気づいた作り方があって、それで食べたら美味しくて、頻繁にやるようになりました。

みなさんは、湯豆腐というと、水から煮ますか?それともお湯から?
某有名グルメ漫画や某食品メーカーのサイトなんかでは水からと書いてありますし、湯豆腐のお店でもそういうところがありますし、水から派が多いかもしれません。
私もずっと水からやっていたんですけど、マーボー豆腐で絹ごし豆腐をふわとろにするためには高温で調理しなければならないのだから、湯豆腐にも応用が利くのではないかと思い、土鍋で昆布出汁がふつふついっているところに網杓子で豆腐を入れ、すぐに蓋をし、火を止めるという流れでやってみたんです。
これが大成功でした。

調べてみると、江戸時代のベストセラー『豆腐百珍』では、〈湯やっこ〉の作り方として、葛湯を沸騰させたものに豆腐を入れ、豆腐が浮き上がってきたところで掬いだす方法が書かれています。
湯奴は湯豆腐のことで、関西ではいまでもこう呼ぶひとがいます。
考え方としては、豆腐を煮るのではなく、”温める”ということでしょう。
ちなみに、湯豆腐の本場京都には〈湯豆腐桶〉といって、豆腐用の風呂桶形鍋(椹製)があります。
桶に沈めた銅壺に炭を入れて湯を温めるというなんとも風流な仕組みになっていて、好みのサイズに切った豆腐をひとつひとつお風呂に入れ、温まったら掬う、を繰り返すわけです。
面倒くさいですけど、豆腐好きにはたまらないかもしれません。
(私はそこまではいいかな…。)

いくら暖冬とはいっても、やはり温かいものが食べたくなりますから、湯豆腐は調度いいですよね。
私はこれに生姜醤油をかけて食べるのが好きです。
生姜は風邪予防にもなりますし、いまの時期にぴったりです。
受験生にもぜひ!
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