信州の土産のお菓子
元号が令和に改まった記念すべきこの2019年も、今日でいよいよ大晦日です。
私自身も今年は色々ごたごたしていて、かなり波乱万丈だったので、忘れられない年になりそうですが、来年はもうちょっと落ち着きたいものです。
そういっているこの年末も、年越しの支度でなんだか気ぜわしくて、なかなかこのブログも更新できずにいて、日頃読んでくださっているみなさまには申し訳なく思っております。
さて、そんな年末の支度で、買い出しに行くと、どこもかしこもやっぱり込んでいますよねえ。
また、その賑わいが年末らしく私は大好きです。
特にごちそうやお土産を買っているひとたちの表情が好きです。
迎えるひと、挨拶をするひとのことを考えながら、ちょっとわくわくしたような、それでいて、お目当てのものを買い逃すまいと、少々血走ったような表情こそが年末です。
そこでふと思ったのですが、私はこのブログに”信州を楽しむ”と銘打っているのに、これまで長野県のお土産について、まったくといっていいほど書いていません。
定番品やお勧めを紹介してこなかったことを、あらためて反省しているところです。
今回は今年最後ということで、それをつらつら書きたいと思いますが、観光県信州のお土産は膨大な種類になってしまうので、”お菓子”に絞りたいと思います。
帰省先でも、戻ってきた会社や友達へのお土産でも、お菓子は手軽ですし、誰にでも喜ばれますからね。
まず最初に信州のお菓子の三種の神器といえば、”リンゴ・栗・クルミ”になります。
お土産のお菓子は”らしさ”こそが大切なので、県外のひとがイメージする信州らしさを守るためにも、その3つを使っているのを選ぶのが無難といえば無難です。
パッケージや名称に”雷鳥”(県の鳥)や”お城”(松本城など)が書いてあるのもらしさといえばらしさですが、食べてみるとぜんぜん信州らしさはありませんし、100年以上の歴史を持つような銘菓も、県内では有名であっても、県外への訴えは弱いかもしれません。
それと踏まえてまずはリンゴのお菓子でいうと、名前の通りぎっしりリンゴが詰まった〈まるごとりんごパイ〉(長野市・千曲製菓)、長野市の老舗〈りんごの木〉の商品全般、リンゴのスライスをプレスして美しく焼き上げた〈りんご乙女〉(株式会社マツザワ)あたりは間違いありませんし、他にも美味しい商品はたくさんあります。
この時期はリンゴそのものもぎりぎり旬ですけど、お菓子にしたリンゴは甘さが凝縮したり、香りが際立ったりして、その個性が際立つので、また別の味わいがあっていいですよね。
次に挙げる栗は〈栗鹿の子〉がありますから、お正月には際立ちます。
〈小布施堂〉〈桜井甘精堂〉〈竹風堂〉の三強(いずれも小布施町)では、お正月パッケージも出しているので、これをもらって喜ばないお宅はありません。
ただ、この栗鹿の子は、かなり甘くて味も強いので、案外残ってしまうことがあるのですが、その残ったのをバタートーストに塗ると絶品なので、ぜひ試して欲しいものです。
ややもすると、栗鹿の子トーストだけで缶が空になって、お正月の一品が減るという危険性すらある代物です。
他の栗のお菓子も、三強のどら焼きや羊羹は定番ですし、私の好物でいえば、桜井甘精堂のマロンパイとマロンフィナンシェは外せません。紅茶が合うんですよねえ。
そして最後のクルミのお菓子でいうと、やっぱり〈くるみやまびこ〉(岡谷市・諏訪の月)になるでしょう。
これはもう全国的にも名が通っているでしょうし、私もこれをお土産で上げて、リピートを頼まれたことが数知れません。
クルミをキャラメルで混ぜたものをクッキーの生地で包んで焼き上げたこのお菓子は、バターの香り、クルミの風味、キャラメルの甘さが混然一体となって、完璧な調和を産んでいます。
カロリーが気になるような味ですけど、それを忘れて、ついつい手が伸びる魔性のお菓子といってもいいでしょう。私は実家によくこれを買って帰るのですが、あっという間に箱が空になります。
また、信州のクルミのお菓子でいえば、東御市の〈くるみ菓子 花岡〉も忘れてはなりません。
その名の通り、クルミを使った商品が多数を占め、なかでもチーズケーキ風の〈胡桃の醍醐味〉はまったり濃厚な味わいがクルミ好きにはたまりませんし、メレンゲで包んで焼いた〈くるみの初恋〉は可愛らしい見た目と食べやすさがお茶の席にぴったりです。これはお抹茶がいいですね。
長野県はクルミの生産が日本一ですから、私は個人的にはクルミ推しです。
最後に番外といってはなんですが、長野県といえばやっぱり”蕎麦”。
私はお土産に迷ったら〈そばの華〉(長野市・卯月堂)にしています。
この和風蕎麦クッキーの素朴さこそが、私にとっての信州のイメージなんです。

私自身も今年は色々ごたごたしていて、かなり波乱万丈だったので、忘れられない年になりそうですが、来年はもうちょっと落ち着きたいものです。
そういっているこの年末も、年越しの支度でなんだか気ぜわしくて、なかなかこのブログも更新できずにいて、日頃読んでくださっているみなさまには申し訳なく思っております。
さて、そんな年末の支度で、買い出しに行くと、どこもかしこもやっぱり込んでいますよねえ。
また、その賑わいが年末らしく私は大好きです。
特にごちそうやお土産を買っているひとたちの表情が好きです。
迎えるひと、挨拶をするひとのことを考えながら、ちょっとわくわくしたような、それでいて、お目当てのものを買い逃すまいと、少々血走ったような表情こそが年末です。
そこでふと思ったのですが、私はこのブログに”信州を楽しむ”と銘打っているのに、これまで長野県のお土産について、まったくといっていいほど書いていません。
定番品やお勧めを紹介してこなかったことを、あらためて反省しているところです。
今回は今年最後ということで、それをつらつら書きたいと思いますが、観光県信州のお土産は膨大な種類になってしまうので、”お菓子”に絞りたいと思います。
帰省先でも、戻ってきた会社や友達へのお土産でも、お菓子は手軽ですし、誰にでも喜ばれますからね。
まず最初に信州のお菓子の三種の神器といえば、”リンゴ・栗・クルミ”になります。
お土産のお菓子は”らしさ”こそが大切なので、県外のひとがイメージする信州らしさを守るためにも、その3つを使っているのを選ぶのが無難といえば無難です。
パッケージや名称に”雷鳥”(県の鳥)や”お城”(松本城など)が書いてあるのもらしさといえばらしさですが、食べてみるとぜんぜん信州らしさはありませんし、100年以上の歴史を持つような銘菓も、県内では有名であっても、県外への訴えは弱いかもしれません。
それと踏まえてまずはリンゴのお菓子でいうと、名前の通りぎっしりリンゴが詰まった〈まるごとりんごパイ〉(長野市・千曲製菓)、長野市の老舗〈りんごの木〉の商品全般、リンゴのスライスをプレスして美しく焼き上げた〈りんご乙女〉(株式会社マツザワ)あたりは間違いありませんし、他にも美味しい商品はたくさんあります。
この時期はリンゴそのものもぎりぎり旬ですけど、お菓子にしたリンゴは甘さが凝縮したり、香りが際立ったりして、その個性が際立つので、また別の味わいがあっていいですよね。
次に挙げる栗は〈栗鹿の子〉がありますから、お正月には際立ちます。
〈小布施堂〉〈桜井甘精堂〉〈竹風堂〉の三強(いずれも小布施町)では、お正月パッケージも出しているので、これをもらって喜ばないお宅はありません。
ただ、この栗鹿の子は、かなり甘くて味も強いので、案外残ってしまうことがあるのですが、その残ったのをバタートーストに塗ると絶品なので、ぜひ試して欲しいものです。
ややもすると、栗鹿の子トーストだけで缶が空になって、お正月の一品が減るという危険性すらある代物です。
他の栗のお菓子も、三強のどら焼きや羊羹は定番ですし、私の好物でいえば、桜井甘精堂のマロンパイとマロンフィナンシェは外せません。紅茶が合うんですよねえ。
そして最後のクルミのお菓子でいうと、やっぱり〈くるみやまびこ〉(岡谷市・諏訪の月)になるでしょう。
これはもう全国的にも名が通っているでしょうし、私もこれをお土産で上げて、リピートを頼まれたことが数知れません。
クルミをキャラメルで混ぜたものをクッキーの生地で包んで焼き上げたこのお菓子は、バターの香り、クルミの風味、キャラメルの甘さが混然一体となって、完璧な調和を産んでいます。
カロリーが気になるような味ですけど、それを忘れて、ついつい手が伸びる魔性のお菓子といってもいいでしょう。私は実家によくこれを買って帰るのですが、あっという間に箱が空になります。
また、信州のクルミのお菓子でいえば、東御市の〈くるみ菓子 花岡〉も忘れてはなりません。
その名の通り、クルミを使った商品が多数を占め、なかでもチーズケーキ風の〈胡桃の醍醐味〉はまったり濃厚な味わいがクルミ好きにはたまりませんし、メレンゲで包んで焼いた〈くるみの初恋〉は可愛らしい見た目と食べやすさがお茶の席にぴったりです。これはお抹茶がいいですね。
長野県はクルミの生産が日本一ですから、私は個人的にはクルミ推しです。
最後に番外といってはなんですが、長野県といえばやっぱり”蕎麦”。
私はお土産に迷ったら〈そばの華〉(長野市・卯月堂)にしています。
この和風蕎麦クッキーの素朴さこそが、私にとっての信州のイメージなんです。


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