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日本サッカーの盛り上がりの輪に入れない代表チーム

この記念すべき令和初の高校サカッカー選手権決勝は、連覇を狙う青森山田高校と、いつの頃からか古豪になっていた静岡学園。
下馬評では圧倒的に青森山田が優位とされており、実際に前半は青森山田の流れでゲームが進んだものの、前半ロスタイムに青森山田のDFのクリアミスから静学が同点に追いつくと、後半は勢いに乗った静学が、やや消極的になった青森山田をぐいぐいと押し込み、伝統の個人技で同点、そして相手のお株を奪うようなセットプレイから逆転!
青森山田も終盤は意地と執念を見せるも、”王国復活”を期待する静岡県民の声援に後押しされた静学が必死の決意で守り切り、自身としても静岡勢としても24年ぶりとなる選手権制覇を果たしました。

ワンプレイが流れを変えるサッカーの恐ろしさと、勢いに乗ったら止められない若いエネルギーの素晴らしさを同時に味わえる、高校選手権らしいエキサイティングな好ゲームでした。
成人の日の今日、埼玉スタジアムは超満員に膨れ上がっていましたけど、観客のみなさんは大満足だったでしょうし、私のようにテレビ観戦で画面に釘付けになったひとも多かったと思います。
決勝を戦った両チームの選手と関係者、ご家族のみなさんには、大声でありがとう!といいたいものです。

国内サッカーの盛り上がりでいえば、昨季のJリーグは入場者数が歴代最多を記録し、元日に新国立で行われた天皇杯決勝もチケットが即完売し、ヴィッセル神戸の初タイトルも大きな話題になりました。
この試合での引退を表明していたビジャやイニエスタ、ポドルスキなどの存在もあって、世界からも注目されていただけに、日本サッカーの存在感を高めたものと思われます。

また、海外に目を移しても、欧州主要リーグでは日本人選手の何人かが確固たるポジションを掴み、久保建英のように将来を嘱望されている若手もいます(鎌田大地の怪我はショック)。
そして、忘れてはならない南野拓実のリヴァプール移籍は、世界規模でのトピックスでした。
この高校選手権でも、選手田たちが語る目標が”高いところ”に設定されていたのは、若手海外組の影響でしょう。
特に日本でいう久保建英は、同じ高校3年生なのですから(少年時代に一緒にやっていた選手も)、「俺だってできる」という気持ちになるというものです。

このように、いまは日本サッカー全体が上昇気流に乗っているように感じます。
JリーグがDAZNと契約した2100億円も効いているでしょうし(このところのACLでの躍進が凄い)、Jリーグ誕生から四半世紀、W杯初出場から20年が経ち、関係者たちがこつこつと撒いてきた種がところどころで芽を出し、葉を広げ、花開いてきたということでしょうか。
野球偏重のメディアがもう少し目を向けてくれたら、日本は真のサッカーの国になるはずです。
本当にわくわくしてきますよね!

…と、いいたいところなのですが、その上昇気流に乗れないカテゴリーがあるんです。
いわずとしれた日本代表です。
細かくいえば、フル代表とU23です。
具体的にいえば、森保ジャパンです。

フル代表はタイトルを逃しまくり、親善試合でも負けが目立ち、W杯2次予選では無敗とはいうものの、期待する内容とはほど遠いものがあります。
そしてU23は現在行われているアジアU23選手権、この五輪予選も兼ねる大会でのっけからでまさかの2連敗を喫し、史上初のグループステージ敗退が決まりました。
幸い五輪には開催国枠があるので出場することはできますが、チームの強化が進んでいないことが露呈し、目標である「金メダル獲得」も恥ずかしくて公言できないような状況です。

このU23選手権では、欧州リーグがシーズン中のため、日本は主力たる海外組をほとんど招集できず、Jリーガー中心のいわゆる2軍編成であり、その選手たちもオフシーズンのため、なかなか気持ちとコンディションが上がらないというのもあるでしょう(どうせ本番は選ばれないと思っている選手もいそう)。
さらには相手国は五輪をかけた本気の戦い、日本はどこかで練習試合感覚なのですから、試合での強度に違いが出るというものです。

そういう言い訳は私だって理解できますが、それでも最低限超えなければならないラインというものがあるはずであり、森保一監督は明らかにそれに失敗しました。
昨年のE1で優勝を逃し、親善試合でベネズエラに1-4と大敗した上での今大会の結果ですから、〈ハリルホジッチ基準〉というものがあるとすれば、”解任”が議論されてしかるべきです。
残念ながら森保監督の力量不足は否めません。
チーム作りにしても、試合中の采配にしても、彼の手腕が評価されたことはあったでしょうか?

森保監督はフル代表と五輪代表を兼任しているので、これを辞めさせると2重の混乱と負担を招くので、サッカー協会は尻が重いでしょうけど、五輪までの日程を考えれば、決断のチャンスはここしかありません。
それができなければ、最低でもU23は横内昭展コーチに預けるべきです。
横内コーチは森保監督不在のトゥーロン国際大会で、ブラジルとPK戦の末準優勝、北中米遠征でも悪くない結果を残しています。

そもそもフルと五輪の2つは荷が重かったんです。
サッカー協会は自分たちのその判断ミスをまずは認めるべきでしょうね。
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