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浅田真央サンクスツアーinビッグハット!(中)

(続きです。記憶をもとに書いているのでプログラムの順番はごちゃごちゃになっています。ごめんなさい。)
浅田真央というスケーターは、女子選手のなかでは身長が高い方であり、手足も長く、それが指先まで美しいので、シルエットだけでもよくわかりますが、スケーティングのフリーレッグの捌き方にも特徴があって、ファンはすぐにそれに気づきます。
暗闇のなか、イスラム女性のようなフードマスクとマントの姿でも、やはり浅田真央なんです。
そんな”真央ちゃん”と久々に再開した長野の観客の表情が綻んできたそのとき、おもむろにマントが脱ぎ捨てられ、現れたのはゴールドのスパンコール衣装!照明を反射してめちゃくちゃ眩しい!
また、同じくらいに眩しいのが『スマイル』にのった浅田さんの笑顔で、観客も大興奮。
そこからシルバーの衣装を着たオールキャストが続々とリンクインして華やかなオープニング。
マイクを握った浅田さんが「サンクスツアーは1時間半、ノンストップです!」と声をかけ、さあ、夢の世界の始まりです!

さて、2年前との違いでいうと、昨19年から舞さんの代わりに今井遥さんが加わったことを忘れてはなりません。
私は今井さんの滑りのファンなので、これを知ったときは嬉しかったですし、彼女の演技の質はサンクスツアーにぴったりだと思ったものです。スケートの志向が浅田さんと似ているように感じます。
思った通り、ソロパートの『ソー・ディープ・イズ・ザ・ナイト』はしっとり美しく、今井さんの洗練されたスケーティングや身のこなしが存分に味わえました。
今井さんは肌もぴかぴかしているので、ショーだとさらに映えますよね。
浅田さん風のラベンダー色の衣装もよく似あっていて、疑似姉妹のようでした。

サンクスツアーは浅田さんがほぼ出ずっぱりで、幕間VTRで無良くんが「圧倒的出演量」といって苦笑いを浮かべていますけど、浅田さんがすべてのプログラムに出られるはずもなく、それを繋ぐパートが必要となるわけですが、”浅田真央”を求める観客を納得させねばならず、それは本当に難しい役割です。
姉である舞さんがそれを存分にこなしていただけに、今井さんは大きなプレッシャーだったでしょうけど、十二分のクオリティーを発揮していたと思います。

そして男性群舞の『ノクターン』を挟み、浅田さんの『踊るリッツの夜』。
橋本誠也くんが差し出すスティックに掴まった浅田さんが、しゃがみながらクルクル回るのは、どうなっているのか、まるで手品のようでした。
プログラム全体も賑やかで、これには浅田さんは存在もちろん、橋本くんのサポートも大きかったと思います。
男性陣との絡みでいえば、『素敵なあなた』で、浅田さんが男どもを翻弄するお芝居も面白かったのですが、2年前に比べて、キャストの連携が高まってきたのを感じます。143回は伊達じゃありません。

また、それは浅田さんのパートだけではなく、浅田さんが入らない女性群舞でも、ポジショニングがよく、フォーメーションの移行もスムースで、月に見立てたボールと七色のリボンが印象的な『月の光→オーバーザレインボー』も『ジュピター』も、透明感や神秘性が増していました。
これは私の思い込みかもしれませんが、女性陣は”浅田真央の動き”を意識しているようにも見え、プログラムに浅田真央を感じられるのも素晴らしかったです。
サンクスツアーは確実にバージョンアップしています。

そういうしているうちに半分くらいの時間が過ぎ去ったのでしょうか、本当にあっという間です。
これなら1時間半ノンストップで大丈夫かも。
ただ、リンクの方は整氷した方がいいような…。

そんな私の心配をよそに、男性陣と女性陣が『ポル・ウナ・カベサ』や『仮面舞踏会』をゴージャスに演じます。
素人の私がいうのもなんですが、みなさんペアプログラムが本当に上手くなりましたよね。距離感とか呼吸の合わせ方とか、格段の進歩です。
2年前はまだ慣れていないように見えましたけど、みなさんもう完全なるショースケーターです。
それと、『仮面舞踏会』は衣装が新しくなっていて、ロシア風というより、ざっくりとヨーロッパ風の、さらにいえばそれをアニメやゲームっぽくしたような感じで、特に男子のジュストコールがカッコよかったです。

その衣装でいえば、浅田さんの『蝶々夫人』もリニューアルされていて(旧バージョンは展示されていました)、これは本当によく出来ていたと思います。
フィギュアスケートの着物風の衣装は、下半身がはだけてだらしなくなってしまうのが難ですが、二重構造にすることによって、それが抑えられていたのは、よく考えられていました。
衣装は村田菜穂さんという方が手掛けられているとのことですが、感服しました。
その衣装も手伝って、浅田さんとマルティネス・エルネストくんの『蝶々夫人』も恋情が燃え上がっていましたね。
繊細な滑り、指先まで行き届いた感情表現、私の席からは浅田さんの表情はよくわからなかったものの、恋にもだえる様子がひしひしと伝わってきました。
(長くなりすぎてしまったので、今回を中編とし、後編に続きます。)
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