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東京マラソンより大相撲が不安

2020東京五輪・マラソン男子代表の残り”1枠”を賭けた、事実上の最終決戦たる東京マラソンは、選手の意地ぶつかり合う熾烈な争いが展開されるなか、大迫傑が自身の持つ日本記録を21秒更新する2時間5分29秒で日本人トップの全体4位。
これで代表はほぼ確定といっていいでしょう。
素晴らしい走りだけではなく、ゴール付近の鬼の形相と、レース後の涙のインタビューがとても印象的でした。勇也の方の流行語ですけど、「半端なかった」ですよね。
東京五輪でも期待しています!

さて、本来ならばこの3月1日の東京マラソンは五輪マラソンのプレ大会として盛り上がるはずでしたが、東京の暑さを警戒するIOCの判断によって、昨年末、唐突に札幌開催になってしまったことで、プレというより仮想五輪マラソンのようになってしまったといっていいでしょう。
五輪マラソンを楽しみにしていた都民の多くは、沿道から五輪気分で応援しようと、この大会を待っていたはずです。
ところが、件の武漢ウイルスへの警戒から、今大会は一般ランナーの参加が出来なくなると同時に、沿道応援の「自粛」を求める声明が主催者側から出されました。
東京マラソンは例年100万人規模の沿道応援があるので、普段通りにしていたら感染リスクが高まってしまいからね。
ところが、その周知が徹底されていなかったせいか、テレビで観ていても、今日の沿道にはそれ相応に応援のひとが並んでいました。
スタッフが「観戦はお控えください」という看板を持って立っていても、効果はあまりなかったようです。
そもそも、一般道なので制限のしようもありません。

東京マラソンを主催する〈一般財団法人 東京マラソン財団〉(実態は日本陸連+東京都)は、日本政府がイベントの自粛を呼びかけるなか、参加者を200人のエリートランナーのみに絞り、「大規模イベントではない」として今大会を強行しました。
スタートとゴールにスタジアムを利用しないので”観客がいない”という形ですし、例年なら3万8000人もいるランナーが200人になり、ボランティアも1万人→900人に減らしたので、そういう強弁になったのでしょう。
しかし、広範囲に渡るコースが狭くなったわけではありませんし、エリートランナーのサポートチームは数百人になるでしょうし、ボランティアやスタッフは千人以上でしょうし、テレビ中継や報道の関係者だってかなりの数がいるはずです。
これで「大規模イベントじゃない」というのはちょっと無理があるような気がします。
”東京五輪の実質最終選考なので、中止するわけにはゆかなかった”というのが本当のところでしょう。
そう正直にいった方がスポーツマンらしかったかもしれません。

もっとも、応援者に限った感染リスクでいえば、屋外なだけに、かなり低いとは思うんです。
空気が流れていますし、マラソンの一般応援はランナーが走り去ったあとは散会するので、長時間一緒にいるわけでもありません。
やはり大規模イベントでも警戒すべきは”屋内”のそれです。

それでいうと、大相撲協会は今日3月1日になって、ようやく大阪場所を「無観客にする」ことを発表しました。8日が初日だというのに遅すぎますよね。
本場所は興行なので本来ならば中止にしてもいいのでしょうけど、大相撲には”番付”というのがありますから、取り組みをして各力士の成績を付けなければなりませんから、この形なのでしょう。
2011年の八百長事件のときに〈技能審査場所〉を開いたのと同じ理屈です。
まあ、そのときと違ってテレビ中継はあるようですけどね。

開催にあたり、大相撲協会は力士やスタッフの感染防止に心がけると同時に、感染者が出た場合には場所途中でも「中止にする」とも明言しています。
力士は稽古でも本番でも裸で取っ組み合いをする上に、相撲部屋では共同生活という、超がつくほどの濃厚接触なので、ひとりでも感染者が出たら、それが一気に蔓延する可能性があるだけに、その判断は正しいとしかいいようがありません。

ただ、大相撲協会では、昨年12月の巡業中に十両・貴源治が病院でインフルエンザと診断され、それを協会に報告したにも関わらず、冬巡業に強制参加させていたという前科がありますから、防疫意識はかなり低いといっていいでしょう。
それに加え、八百長や暴力問題などでの隠蔽体質もありますから、力士出身でない評議員や外部役員が厳しくチェックする必要があると思います。
大相撲は本場所が終わったら地方巡業に出るのですから、協会や相撲部屋が”クラスター”になってしまっていたら、大変なことになってしまいますぜ。
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※全国の学校に休校要請がされるなか、春の選抜高校野球はどうするのでしょう?選手の相部屋宿舎はもちろん、スタンドの声出し応援や吹奏楽もかなりの問題だと思います。
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