FC2ブログ

違うよね、千代丸たん!

武漢ウイルスが懸念されるなか、相撲協会が無観客とはいえ開催を決行した令和2年春場所は、今日3月15日が中日となり、横綱・白鵬が全勝でターンし、優勝に向けて視界が開けてきたわけですが、報道の中心が千代丸(前頭15枚目)の”発熱による休場”だったのは、本当に残念です。
相撲協会は「協会員にひとりでも感染者が出たら場所中でも中止にする」という方針を出しているので、序二段と序の口の力士に続く3人目、しかも関取で初めての発熱休場は、確かに敏感にならざるを得ないのはわかります。
しかし、本場所の力士は高い緊張感と激しい闘争心から体温が上がるともいいますし、発熱だけをもって、大きく報道しなくてもいいような気もします。
咳や倦怠感も伴っているというのなら別でしょうけど…。

多くのみなさんがそうであるように、私も今場所の開催について、当初は疑問を感じていました。
大相撲は〈相撲部屋〉という制度を取っているため、そこがクラスター化しやすいですし、ひとつの部屋がそうなれば、裸で取っ組み合いをする相撲では対戦相手にも感染しやすく、それによって他の部屋がまたクラスターとなり、さらには大相撲全体がクラスター化するという危険性を孕んでいるからです。
大相撲ほどではないまでも、ファミリーのようなクラブ制を取っている欧米のプロスポーツでも、サッカーやバスケットのリーグ戦が中断されているのは、その懸念のためでしょう。
実際にこのところ連日のように「選手に感染者が出た」という海外報道を目にしますし、中断は妥当な判断でした。
(吉田麻也が所属するイタリアのサンプドリアは、現時点で5人の選手と1人のメディカルスタッフに陽性反応が出ています。)

そういう欧米の状況を見ていると、大相撲は大丈夫なのかと、本当に心配になってきます。
もし、感染者が出て中断、もしくは場所後にそれがわかり、相撲協会が活動停止になれば、国民は大きなショックを受けるでしょうし、日本を代表する競技なだけに、海外でそれが報じられれば、日本の武漢ウイルス対応が一歩も二歩も後退した印象を与えるのは確実です。
大相撲はそれだけの影響力を持っています。

ただ、それでも私は大相撲が開催されていることを支持したい気持ちがあるんです。
いまの日本はウイルスを広げないために色んなことを自粛していますが、そのために社会全体が萎縮してしまい、経済活動に悪影響を与えているという見方がされていますし、私もそれを実感しないでもありません。
社会全体が物心両面でストレスを受けているといっても過言ではないこの状況に、国民もそろそろ疲弊してきているようにも思います。
そういうときに大相撲が開催され、テレビやラジオでそれを視聴することができ、またその結果に一喜一憂するというのは、一種のメンタルケアではないでしょうか。
メディアが朝から晩までウイルスの話題に染まるなか、我々にはしばしそれを忘れる時間が必要です。

私もこのところ武漢ウイルスのことばかり書いているので、今後は出来るだけ違うことを書くつもりです。
こういうときだからこそ、国民ひとりひとりが明るく前向きでいたいですよね。
人気ブログランキングへ
スポンサーサイト



プロフィール

かつしき

Author:かつしき
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード