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後入れの謎

政府の要請でこの3月(2020年)から始まった全国一斉休校も、目途である2週間を過ぎ、16日からの再開を決めた市町村があるものの、政府としては「新学期から再開されることが望ましい」としているので、いまだ多くの学校がその門を閉ざしている状況です。
そうなると親御さんたちのご苦労も続くわけですけど、共働き世帯だと最も困るのはやはり子供たちの”食事”だと思います。
なにか作り置きをするにしても、冷凍食品やレトルト食品を準備しておくにしても億劫ですし、親御さんの本音は「子供たちでなにか適当に食べていて欲しい」といったところでしょうね。

もちろん小学校低学年だと調理にリスクが伴うので、これは保護者がしっかり面倒を見ねばなりませんが、高学年にもなれば自助が期待されます。
食品メーカーなどの調査によると、初めて料理をした年齢は小学校高学年が最も多いのですし、高学年では学校での調理実習もあるのですからね。

私も今回の武漢ウイルスを機会に、小学校高学年以上の子供たちは、昼ご飯を自分でなんとかするようにしたらいいと思っています。
もう少し年を重ねれば大学生や社会人になってひとり暮らしをすることも多いのですから、そのときのための準備です。老後にも役立ちますしね。
基本的なことは家の大人が食事をこしらえるのを手伝いながら学び、出来ることを少しずつ増やしてゆく。
冷凍食品やレトルト食品をメインに、それに添える簡単なサラダやスープだっていいんです。
自分でチャチャっと用意することを覚えるのが肝要です。

そういう観点からいうと、小中学校の調理実習というのはちょっとハードルが高いように思えます。
そこでは”1食分の食事を作る”ことを目標に、ごはんと味噌汁、主菜と副菜という献立になるわけですけど、ひとり暮らしの経験のある大人で、それを手作りで揃えたことのあるひとは少ないはずです。
実際には、味噌汁がインスタントだったり、主菜が冷凍やレトルトだったり(ハンバーグなど)、副菜がスーパーの御惣菜だったりするのではないでしょうか。
そういうリアリティのある献立こそが将来の生活の役に立つのですし、調理の習慣を作るにしても、ハードルは下げるべきです。

そのハードルでいえば、世の中には中学生・高校生になっても、カップ麺の作り方がわからない、というひともいるそうです。
お湯の量がわからなかったり、蓋を全部はがしちゃうというのは、ちょっと信じられない話ではありますが、それはそれでまずはカップ麺から作れるようになればいいんです。
徐々に慣れて行き、そこに千切ったレタスや刻んだネギを入れたりしてゆけば、どんどん進歩してゆくはずです。

このカップ麺の話を笑うひとは多いかもしれませんが、カップ麺の後入れスープをなぜ後から入れなければならないのかを正確に答えられる人は少ないと思います。
手順によっては上手くできないんですから、カップ麺だって料理なんです。

後入れの謎は、子供たちの春休みの課題になるかも!
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