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マスメディアの編集に憤る

今日5月27日(2020年)、緊急事態宣言中の賭け麻雀で辞任した黒川弘務氏に代って東京高検の検事長に就任した林真琴氏の記者会見が開かれ、そこで林氏は黒川氏の失態を謝罪し、「検察権を適正に行使するためにも、国民からの信頼回復が必要だ」と述べていました。
すると、記者の方から”政府との距離”についての質問があり、林氏は「国民から癒着だと思われない関係を保ちたい」と応えていたわけですが、これが一部の新聞・テレビの報道になると、”林氏会見「政府との距離を保って、国民の信頼を回復したい」”になってしまうのですから、なんとも政治的な編集です。
今回、黒川氏が辞任するに至ったのは、国の自粛要請に従わず、新聞記者たちと一緒に違法性のある麻雀を行っていたからです。
国民に選ばれた政府と法を軽視し、マスコミと癒着していたせいといってもいいでしょう。
会見場にいた記者が林氏に質問するべきは、”民主主義と法の順守”と”マスコミとの距離”だったはずです。

このように、マスメディアは事実を自分たちの都合のいいように編集するのが得意です。
これは23日起きてしまった、若い女子プロレスラーの自殺という悲劇でも同じことがいえます。
この木村花選手は、フジテレビの”恋愛リアリティ番組”『テラスハウス』に出演していて、そこでの言動や態度を自身のSNSで大きく非難されたことを苦に、世を儚んでしまったと見られていますが、マスメディアではその責任のすべてが”匿名の誹謗中傷”にあると断定して報じています。

しかし、『テラスハウス』という番組をご覧になったことのある方や、その内容を調べたことのある方ならご存知でしょうが、この番組は視聴者から出演者への共感や反発を強く煽る作りになっていて、視聴者がSNS上で自由に暴れまわるのも、番組の意図するところでした。
木村さんが、酷い書き込みのある自身のSNSを閉じることができなかったのも、番組の企画上やむを得なかったことでしょう。
バッシングされたのは”番組内での彼女”であって、”本当の彼女”ではないはずなのに、このような不幸になってしまったのは、番組製作者とフジテレビに大きな責任があるとしかいいようがありません。
海外でもリアリティ番組での批判を苦にした自殺は問題になっていますしね。

また、木村選手の死が報じられると、雨後の筍のように多くの著名人(ほとんど芸能人)が、「SNS上での誹謗中傷は許さない」と叫び出し、なかには「法的措置に取る」という強行な姿勢を取るひともいました。
日本の刑法には〈名誉棄損罪〉というのがありますから、本人がそうだと思えば、警察に告訴状を出して、訴訟の方の準備もすればいいと思います。それは自由です。
しかし、その批難や誹謗中傷は、木村選手と違って、”本当の自分”に対して行われたものだということだけは意識して欲しいものです。
番組でいわされたり、やらされたりしたのではなく、自分自身が自分の意志で発信したことに対する他者からの反応なのです。

また、その著名人たちの多くは、番組やテレビ局を批判することはありません。
つまり、世論をコントロールしようとするマスメディア側の人間なのです。
そういう強者たちが弱者のふりをするのを見ていると、白けた気持ちになってきます。
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