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梅の旬、梅干しの旬

父の日といえば6月の第3日曜ですが、今年(2020年)は最も遅い21日になるため、考える時間がたっぷりあったので、実家の父にはちょっと捻っていこうと思ったんですけど、逆に考え過ぎてまとまらず、結局、そこそこ定番だという”梅干し”にしました。
父も母もよく食べているので間違いありませんしね。
私ももちろん大好きです。小さい頃から祖母が作る梅干しばかりを食べていました。
ですから、我が家でも梅干しは買わなかったのですが、祖母が亡くなってからは、仕方なく買うようになってしまいました(祖母から作り方を伝授された叔にときおりもらうこともあります)。

それでもいまだに梅干しは祖母のものを思い出しますし、この6月の梅の旬の時期に小売店などで完熟のそれが大量に売っているのを見ると、なんだか嬉しくなってきます。
これを綺麗にしてから塩漬けして、梅雨明けの8月上旬には、いよいよ土用干しかあ、と想像するわけです。
晴天の下の梅漬けの鮮やかな紅色と、その匂いを思い出すと、よだれが出てきます。
梅の旬が6月ならば、梅干しの旬は8月といいたいものです。
食べ頃は10月11月からですけど。

ちなみに、いま「鮮やかな紅色」と書きましたけど、作り方によっては、このときの色は完熟梅の橙色のままかもしれません。
これは赤紫蘇を入れる順番の違いです。
土用干し前の塩漬けの途中で赤紫蘇を入れていれば紅に、入れていなければ橙のままというわけです。
橙のものも、そのあとの本漬けで赤紫蘇を入れる場合が多いわけですが、入れずにそのまま本漬けをする”白干し”の梅干しというのもあります。
紀州などではその白を際立たせたいがために”白梅の梅”を漬けるというのですから、さすがですね。

もっとも、個人的にはやはり赤紫蘇が欠かせません。
色だけではなく、赤紫蘇の香りや風味があってこその梅干しだと思います。
また、赤紫蘇は6月~7月が旬で、ちょうど梅漬けとタイミングが合うんです。京都に住んでいた頃は、7月の”大原の赤”にもわくわくしていました。
歴史的にいえば、赤紫蘇で梅干しを色付けするようになったのは江戸時代中期頃からのようですが、紫蘇には防腐作用もありますし、東洋医学的には様々な薬効があるといいますし、梅干しがさらなる高みに上ったといっていいでしょう。
梅干しは日本人が好む漬物ランキングでも常に上位に位置していますし、なんといっても白ご飯に乗せれば”日の丸”になりますから、梅干しは日本人の心の友です。
父にも真っ赤なやつを贈りました。

ただ、贈答用の梅干しって、ちょっと大きすぎませんか?
梅は大きさで等級が分かれているので仕方ないかもしれませんが、父は高齢なものですから、あんまり大きいのだと塩分が気になります。
小ぶりで艶のいいやつを漬けてくれた方がこっちとしてはありがたいんですけどね。
そういう需要、けっこうあるんじゃないでしょうか。
製造会社のみなさん、ぜひご検討を。

あっ、今年はもう間に合わないか!
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