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東京都の指標やロードマップってなんだったんでしょう。

先週6月24日(2020年)、東京都の武漢肺炎の新規患者数がにわかに54人(前日31人)に増えたときはニュース速報も流れ、日本全体にもちょっとした緊張感が走りました。
ただ、これもたまたまかもしれないと思いたかったものの、翌25日に48人に減ってからは50人台が連続し、28日には60人を記録したことで、我々の警戒感は確実なものとなったといっていいでしょう。
他県でも”東京経由”の患者がちらほら現れていますしね。

そして今日29日です。
東京都民の方ならすでにご存じなのでしょうけど、東京都では”休業再要請”の独自基準として3つの目安を設けていて、そのひとつである”1週間平均の新規患者数50人以上”についていえば、今日45人以上だったらそこに達する計算だったんです。
まあ、東京都でももはや諦めていたのか、午前中に新基準を設けるための専門家会議を開くなか、夕方に公表された数字は58人。
易々と超えてゆきましたね。

これで本来ならば明日には休業再要請となるはずですが、かわりに小池百合子都知事は「新たな方向性を示す」記者会見を開くようです。
〈新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ〉にある7つの指標のいくつかを変更することを示唆していましたから、休業再要請の基準である週平均50人も大幅に拡大するのでしょう。
都によると、武漢肺炎に対応する病床数には余裕があり、医療崩壊は防げるので、感染者が増えても大丈夫とのことです。
ゴールポストを動かすための屁理屈にしか聞こえませんけどね…。

この指標の見直しは、6月14日に47人、15日に48人を記録したときに(翌日から数字は下がります)、都でも具体的に動きが始まっていましたけど、経済活動と感染拡大防止のバランスをどこで取っていいものか答えが見つからず、週平均50人超えの今日まで来てしまったようです。
当時は”夜の街”の店舗と協力し、集団検査を行ったため、感染者数が急増したという見方もできたので、その後は数字が落ち着くと都は思いたかったのかもしれません。その間に議論を深め、新基準を定める方針だったのでしょう。「7月に新基準を出す予定」との報道もありました。
それが24日から1日平均50人を超えるようになり、ついには休業再要請基準も超えてしまって、慌てて明日30日に小池知事が会見を開くというのですから、まさにぐたぐたです。リーダーシップの欠如といってもいいでしょう。
(都知事候補の面子があれなので、小池さんを選ばざるを得ない都民の方々には同情します。個人的には小野泰輔さんが良さそうに見えますけど、選挙慣れしてない感じで、カリスマ性が求められる都知事にはちょっと弱いか。)

そもそも6月24日から感染者数が増え始めたのは、都がそのほぼ2週間前の11日に〈東京アラート〉を解除し、12日から休業要請をステップ3に緩和したためといっていいでしょう。
これによって遊興施設のほとんどが解禁され、(接客を伴わない)飲食店の営業も午前0時まで延長されたために感染の再拡大が起こったと見るのが自然です。
そう考えると、19日からは接客を伴う飲食店やライブハウスなどが解禁されたのですから、今後も感染者数が減るとは思われません。むしろ増えたって不思議ではないくらいです。

そうなれば東京発の”第2波”に繋がる可能性があり、政府による緊急事態宣言の再発出も検討されることでしょう。
地方に住む人間からすると、そうならないことを祈るのみです。
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