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2020東京都知事選を私なりに

武漢ウイルスとの共存や東京五輪を担うリーダーを選ぶ2020東京都知事選挙は、午後8時(7月5日)ちょうどに当確が出る瞬殺で、予想通り小池百合子現知事の圧勝でした。
55%という低い投票率にありながら、365万票は史上2番目の得票数だそうですが、6月1日発表の世論調査(JX通信社)では「新型コロナ対策が評価され」、69.7%という高い数字を叩き出していましたし、20日の「誰がふさわしいか」との調査(毎日新聞)でも51%を占め、2位の宇都宮児氏候補の10%に大きく水をあけていましたから、まったく驚きのない結果です。
4年前の公約がほとんど守られていないのに凄いですよね。

また、他の有力候補の順位も、2位宇都宮候補、3位山本太郎候補、4位小野泰輔でしたから、予想通りといったところです。
ただ、得票数でいうと、宇都宮候補84万4千、山本候補65万2千というのは予想よりも低いものでした。
宇都宮候補は立憲民主・共産党・社民党が相乗りで支援していたので、連合東京に逃げられたとはいえ、12年の96万9千(2位)、14年の98万2千(2位)から大きく票を落としたのは、本人に”次はない”と思わせるものだったでしょうし、野党共闘とやらの力不足も明らかになったといっていいでしょう。
宇都宮候補には、もともとの多重債務者保護のような、真に市民・国民の助けになる弁護活動をして欲しいものです。
行き過ぎた左派志向を求めているのは極一部のひとたちだけです。

次に、れいわ新選組の山本候補ですが、19年の参院選で吹いたとされる”れいわ旋風”もすっかり止んでいたようです(このときの山本候補は比例のみで出馬)。
山本候補が13年の参院選の東京選挙区に無所属で出た際は66万6千票だったので、その頃の勢いに巻き戻ったともいえます。
こうして一度膨らんだ人気を減らしたのも、19年の参院選で本人を大看板として戦ったにも関わらず、比例名簿で特定枠の2人を当選させ、本人が自ら落選を選んだのを、投票したひとが”裏切り”と感じたのかもしれませんし、その特定枠の2人がとうてい政治家の激務に耐えられるとは思えない重度障害者だったのも、”無責任”と捉えられたのでしょう。
今回の選挙での10万円のばらまきや五輪中止もそうですけど、これでは広い支持は得られません。
NHKから国を守る党とともにどんどん小さくなってゆくような気がします。

一方、予想外に健闘したのは、維新の会推薦の小野泰輔候補(元熊本県副知事)です。
東京での知名度がまったくといってない上に、いま人気の吉村洋文大阪府知事が武漢ウイルス対策のため、東京での応援に来られないという状況でありながら、山本候補との接戦を演じたのですから大したものです。
NHKの出口調査によると、小池候補に投票したくない自民党支持層が流れたようですが、行政経験があって保守っぽいのはこのひとだけでしたしね。
選挙に出たのが初めてのせいか、演説なんかはひどく硬かったので、次は国政選挙か熊本県知事選かわかりませんけど、慣れてくるともっと支持を集めそうです。
また、維新の会ですが、このところは国政選挙の東京選挙区でもじわじわと勢力を伸ばしていて、19年には音喜多駿候補が52万6千で維新初の参院東京の議席を得、今回の小野候補も65万2千まで伸ばしたのですから、党としても自信になるはずです。
今後の東京選挙区は荒れるでしょうね。

そして最後に、17万9千票で5位に入った日本第一党の桜井誠候補は、この選挙の勝利者のひとりだったといっていいかもしれません。
前回16年の都知事選で、行動する保守として11万4千票(5位)を獲得した、ある意味注目候補にも関わらず、「極右」「差別主義者」とのレッテルを張ったマスコミが完全無視するなか、4年の間に驚くほど支持を膨らませていたことがわかったのですから、社会の変化の兆しと見るべきでしょう。

桜井候補と日本第一党は色々と”誹謗中傷”されていますが、掲げている政策ややっていることを見れば、シンプルな保守政党です。
中国や韓国に厳しい姿勢を取っているのは、差別ではなく、彼の国々が激しい反日政策を取っているためであり、特別永住者に祖国に帰って欲しいという運動をしているのも制度に対する批判です。
在日台湾人を批難しつつ、台湾との国交を求めているのは、人種差別ではない証拠です。
また、自衛隊を国軍に改組するという提案も、国際的には軍隊を持っているのが当たり前なのですから、日本を普通の国にするというだけのことです。紛争解決の手段として武力を真っ先に主張しているわけでもありませんしね。
今後の桜井候補と日本第一党がやるべきことは、不当に張られたレッテルを剥いでゆくことです。

コロナ禍でも痛感したのですが、いまの日本の政治は、保守であるはずのは自民党まで左派ポピュリズムと行き過ぎた友愛の精神に毒され、そっち方面の政策は既存野党やマスコミも反対しないので、加速するかのように進んでゆきますし、逆の政策は遅々として進みません。
国民にとって耳の痛い議論をするためにも、小さくとも強固な意志を持つ保守の政党が必要だと思います。
それが日本第一党になるかどうかはわかりませんが、日本人の政治感覚がもっとバランスのいいものになることを私は望んでいます。
その意味で、2020東京都知事選挙は悪くない結果でした。
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